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グローバルテクノ メールマガジン Vol.13


【グローバル・ニュース(メルマガ版)Vol.13】/2012.4.25
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http://www.gtc.co.jp/


━ 今月のラインナップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【トピック1】
ISO9001:2008、定期見直しの結果“改正”へ。次期発行は2015年?
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【連載】
ISO9001〜経営の視点から
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株)代表取締役 砂川 清栄
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【トピック2】
JAB、ホームページに2011年度環境ISO大会の開催報告を掲載
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【トピック3】
5月の注目セミナー、特別セミナー、新規開講セミナー
新入社員、人事異動対応にもお役立てください!
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【トピック1】
ISO9001:2008、定期見直しの結果“改正”へ。次期発行は2015年?
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品質マネジメントシステムの要求事項を規定したISO9001は、ISO(国
際標準化機構)に設置された技術専門委員会の一つであるTC176(品
質管理及び品質保証)により作成されています。 2008年の改訂から
3年が経過したことに伴い、2011年11月15日〜2012年3月15日定期
見直し投票が行われました。この投票はISO9001に対し「確認(継続)」、
「改正」、「廃止」のいずれかを決定するもの。今回の投票の結果、「改
正」が決定いたしました。今後は、2012年5月〜6月規格の設計仕様
書の作成開始、2013年中頃に規格の起草開始(約3年)、2015年〜
16年次期ISO9001発行と進む見込みです。

なお、ISO/TC176の国内委員会の活動内容は、一般財団法人日本
規格協会のホームページ「ISO9000ファミリー規格開発情報」に掲載さ
れています(http://www.jsa.or.jp/stdz/iso/iso9000.asp)。今年の2月
に行われた、「今後のISO9001に関するワークショップ」での資料や、グ
ループ検討結果報告なども掲載されており、興味深い内容になってい
ます。ぜひご覧ください。


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【連載】
ISO9001〜経営の視点から
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株)代表取締役 砂川 清栄
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こんにちは! 株式会社グローバルテクノの代表取締役の砂川清栄で
す。思い返せば22年前の1990年、私は会社の夏休みを利用してカリフ
ォルニアに行き、SAM(現:Oriel STAT A MATRIX)主催のISO9001審
査員コースを受講しました。その2年後に、ISO9001をベースにしたISO
審査員研修コースを日本で初めて日本人講師で開講しました。それが
ISO研修を専門とする株式会社グローバルテクノの始まりで、それから
光陰矢のごとく、早くも20年が経ちました。

その間、ISO9001規格も、当初の購買仕様規格として要求事項を満た
すための品質保証規格から、それを活用する組織のための品質マネジ
メントシステムへと変化してきました。当初は、ISO9001の要求事項を
満たす能力を持っていることを対外的に実証する手段としてISO9001の
審査登録が始まりましたが、2000年には、ISO9001規格も改訂され、
加えて、よい製品、サービスを継続的に提供し、システムの改善を行い
顧客満足の向上を図っている組織としての証へと移行しております。

しかしながら、薬と同様に、物事には良い面もあれば反面、副作用とい
う好ましくない面もでてきます。この世の全てのものには二面性は付き
物です。ISOのマネジメントシステム規格もその使い方によっては、好
ましくない現象を引き起こしがちです。今回は、ISO認証取得により組
織が陥りやすい危険な罠について考え、自戒をこめて、組織が陥って
いる典型的な弊害の事例をとりあげました。

「ISO9001マネジメントシステムの形骸化による弊害」

(1)形式主義がはびこる組織
融通のきかない組織、即ち、形を整えることにこだわりすぎて内容を軽
視または無視してしまう。規則を守ってさえいれば良いとか、書類さえ
揃っていれば良いとなりかねない。繁文縟礼(はんぶんじょくれい)、い
わゆる形式主義の罠にはまってはならない。絶えず「実体、中身」が伴
なわないことに関しては、厳格に対処する姿勢を貫くこと。

(2)事なかれ主義がはびこる
自分に与えられた仕事を規則どおりさえやっていれば安心。ほかの事
はやらない、それ以外のことは無関心、自分には関係ない、関係ない。
「そんなの関係ない」が流行ってしまう。いつの間にか事なかれ思考回
路が出来上がっている。

私達が最低限必要なことをするのはあたり前でこれだけでは組織の一
員として一人前ではなく半人前であることを自覚させる。組織の一員と
して、仲間としてどうふるまうべきかを考えさせること。「仕事を通じてチ
ームのために、組織のために自分は何が出来るか」が大切であること
を理解させること。

(3)縄張り意識のはびこり(セクショナリズム)
自分の部署の利益しか考えない。狭い視野で物事を考えがち、組織全
体のことを考えない。我利我利亡者亡己利他(がりがりもうじゃもうこり
た:この言葉は辞書にはありません)。「自分のことしか考えない、自分
の利益しか考えない、そのような考え方はもう懲りたので、利己は忘れ
て、組織全体の利益の観点から物事に取り組もう、人のため世のため
のことを考えるようにしましょう」という意味で作られた造語です。

〜次回へ続く〜

国際システム審査(株)では、「形骸化からの脱却セミナー(無料セミナ
ー)」を行っています。詳細はこちらをご覧ください。
http://www.isa-cb.co.jp/news.html


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【トピック2】
JAB、ホームページに2011年度環境ISO大会の開催報告を掲載
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2012年2月14日に行われた「JAB 環境 ISO大会」。当日の様子が、公
益財団法人日本適合性認定協会(JAB)のホームページに掲載されて
います。今年度は、「地域社会と組織を支える環境ISOとその将来展
望〜東日本大震災を乗り越えて〜」をテーマに、情報提供、事例紹介、
パネルディスカッションが行われました。当日は、14001の次期改正の
解説に加え、改正にあたっての会場アンケートも行われました。その
結果も掲載されています。詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.jab.or.jp/news/2012/12032100.html


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【トピック3】
5月の注目セミナー、特別セミナー、新規開講セミナー
新入社員、人事異動対応にもお役立てください!
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★『ISO9001入門コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso9000/qi.html

5月9日中野、5月23日中野、5月23日大阪開催。
新年度を迎え、好評受付中です。お申込みはお早めに!

★『ISO9001管理責任者・推進者コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso9000/mr.html

5月7〜8日大阪、5月21〜22日中野開催。
新年度を迎え、好評受付中です。お申込みはお早めに!

★『プロセスアプローチによる継続的改善コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso9000/qmp.html

2012年度の新規セミナーです。組織の方針・目標に応じたプロセスの
運営・評価に関するワークショップを通して、品質マネジメントシステム
の個々のプロセスの部分最適から全体最適に発展させ、継続的改善
を実現させる手法を習得できます。5月17日東京開催。

★『QMS有効性改善コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso9000/qmk.html

是正処置と組織の環境変化に応じるリスクの視点をもたせた予防処置
を含む「改善」を焦点として、2012年度、全面的にリニューアルしました。
表面的な是正処置、形式的な予防処置を見直しみると、組織のマネジ
メントシステムの急所をつかむことができます。予防処置は、マネジメ
ントシステムの原点である事前対応型の活動であるとともに、組織のリ
スクに対応する処方箋であることを理解できます。5月18日東京開催。

★『ISO19011を活用したマネジメントシステム監査の有効性向上コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso9000/19k.html

特別開催!QMS/EMS/FSMSに取り組む食品卸売業のケーススタディ
を通して、規格要求事項に沿った監査ではなく、組織のシステム・プロ
セスに沿った監査手法を習得できます。組織のマネジメントシステムの
有効性向上の視点で、監査プログラム、監査計画、チェックリストを作
成し、監査結果をマネジメントシステムの改善に結びつけるための演
習中心のセミナーです。「JIS Q 19011:2012はここが変わった!」(冊
子版)を参加者全員に進呈いたします。5月11日東京開催。

★『大規模地震対応 BCP対策チーム訓練』
http://www.gtc.co.jp/semn/other_iso/bck.html

本コースは、マネジメントシステム規格の専門月刊誌「アイソス2012年
4月号」((株)システム規格社)で紹介されました。「東京直下大地震」
を想定した進行シナリオ」を利用し、災害体験机上図上BCP対策チー
ム訓練を通じ、地震が起きた際のイメージトレーニングを体験します。
BCP対策チーム及び個人の被災時状況下で緊急対応力の向上、チー
ムリーダーの状況判断力の向上、企業や学校、自治体の防災担当者
の育成に役立ちます。6月20日東京開催。

★『事業継続マネジメント入門コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/other_iso/bcmi.html

2011年3月の東日本大震災を機に、「事業継続」が改めて注目されて
いるとともに、大きく動きだしてきています。大震災においては実に多く
の企業が壊滅的被害を受けましたが、壊滅を免れた企業の中には、
事業継続計画(BCP)を生かし、早期復旧を果たしたケースがあること
が報告されています。本コースは、事業継続マネジメントの包括的な
理解と、BS25999-2:2007の紹介を目的としたコースです。講義及びグ
ループ演習を通じて、組織に事業継続マネジメントを導入するメリットや、
組織に事業継続マネジメントを導入するためのプロジェクトをスタートす
るために必要な考慮すべき事項、ならびに導入の意思決定に必要な
事業継続マネジメントの基本的概念を提供します。5月29日東京開催。

★『事業継続マネジメント実践コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/other_iso/bcma.html

グローバルに展開する金融企業で、主にIT分野についてBCM(事業継
続マネジメント)の取組みをはじめとしたリスクマネジメント体制作りに
辣腕を振るった講師が、事例を交えてわかりやすく講義します。本コー
スでは、事業継続マネジメントの仕様であるBS25999-2に基づき、講
義及びグループ演習を通じて、組織に事業継続マネジメントを構築する
ための実践的なスキルとノウハウを獲得することが可能になります。5
月30日東京開催。

★「環境関連法規セミナー」
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/el.html

最新改正動向を中心に環境関連法規をわかりやすく解説します。
EMS審査員のCPDとしても最適です。5月16日東京、6月8日大阪開催。

★『ISO50001/ISO14001統合・有効活用コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/enpd.html

ISO50001の導入は、既存のISO14001を活性化させる効果が期待でき
ます。パフォーマンスの「把握」と「改善」、このISO50001の仕組みをエ
ネルギー管理だけではなく、あらゆる環境側面の管理に水平展開し、
環境マネジメントシステムを有効に活用することができます。そのため
には統合で得られるメリットを見逃さずに捉え、バランスのとれたマネジ
メントシステムの構築が必要です。本コースではISO14001をベースとし
てISO50001を有効活用できる構築方法をわかりやすく解説します。
6月19日大阪、7月27日東京開催。

★『ISO50001省エネ診断コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/enrv.html

このコースは、実際のビルをモデルケースとして「エネルギーレビュー」
の方法を演習で学習するコースです。「エネルギーレビュー」といえば
専門家が実施する「省エネ診断」を連想しますが、本コースでは初めて
エネルギー管理に取り組む方を対象にISO50001要求事項に基づく「エ
ネルギーレビュー」の方法を「省エネ診断」の専門家がわかりやすく解
説します。6月15日東京開催。


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もうすぐゴールデンウィークです。計画は立てられましたか?ある調査
によると、年を追うごとに「連休中はのんびり休養」という声が増え、レ
ジャーよりも休養重視!が半数を越えているそうです。いずれにせよ
早めに計画を立て、充実した連休を過ごしたいですね。



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