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グローバルテクノ メールマガジン Vol.16


【グローバル・ニュース(メルマガ版)Vol.16】/2012.7.26
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http://www.gtc.co.jp/


━ 今月のラインナップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【トピック1】
「創業20周年のご挨拶」 (株)グローバルテクノ 代表取締役 砂川 清栄
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【トピック2】
医療機器の品質マネジメントに学ぶ、リスクマネジメントと製品安全
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【連載】
ISO9001~経営の視点から(vol.4)
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株) 代表取締役 砂川 清栄
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【トピック3】
特別セミナー 「リーンシックスシグマ・ブラックベルトコース」
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【トピック4】
特別セミナー 「ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践」 第2弾!
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【トピック5】
「ホームカミングデイ(7/21東京)」 ご参加ありがとうございました!
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【トピック6】
好評につき延長 「創業20周年記念!感謝割引」
各種「審査員研修コース」と「審査員資格拡大コース」が受講料20%割引
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【トピック1】
「創業20周年のご挨拶」 (株)グローバルテクノ 代表取締役 砂川 清栄
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皆様、こんにちは!グローバルテクノの砂川清栄です。ISO9000審査
員研修コースの立ち上げから早20年を迎えることになりました。これも
ひとえに弊社を支えてくださるお客様あっての事と感謝申し上げます。

月日の経つのは早いもので、まさに光陰矢のごとしであります。20年
前の当初は、審査員を1,000人も養成すれば、十分ではないかと思い
ながらのスタートでしたが、これまでにISO9000審査員研修コースで1
万人以上、ISO14001審査員研修コースでも5千人以上の修了生を送
り出すことができました。日本の組織のマネジメントシステムの国際
化に大きく貢献し、人材育成に寄与できたことは、私共にとって望外
の喜びであります。

経営的に見れば、ISO9000およびISO14001審査員研修コースは稼ぎ
頭でありました。ISO9000審査員研修コースのピーク時は、数年間に
わたり年間1,000余名の卒業生を送り出してきました。10年前と70%
減少した現在を比べれば、隔世の感がします。4~5年遅れで始まっ
たISO14001に関しても、市場規模はISO9001の40%程度ですが、現
象としてはISO9001と同じ様に70%減少傾向にあります。

これは、実はISOが衰退したわけではなく、日本の産業の構図をその
まま表しており、ISO業界だけの特有な現象ではありません。日本の
産業の停滞振りが如実に反映された結果に過ぎないのです。製造
業などは海外に移転しているものの、その反面、今後は、国内の内
需は、拡大する傾向に向かうはずです。今後の見通しとしては、日本
の市場は、全体としてはこれ以上縮小することは考えにくい状況にな
ってきています。欧州経済も下振れが続き、中国経済もこれまでの
勢いをなくしつつありますので、日本経済もそれに足を引っ張られて
います。いまだにデフレ経済から脱却できていない状況です。さて、
このような状況ではありますが、ISO業界では、今後、見通しの明る
い役立つ規格として期待したいのがいくつか出てきました。これにつ
いて言及してみます。

OHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム):この規格はISO
規格としては、発行されていませんが、JABは今年、認定制度を立ち
上げる予定であり、それに伴い認証取得、審査員のニーズが高まっ
てきそうです。ISO9001、ISO14001の審査員は、3日間のOHSAS
18001審査員資格拡大研修コースの受講が高まると思われます。今
後、建設業を始めとする業界での認証取得ニーズが高まってくるであ
ろうと予想しています。

ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム):近々の発行が予定
されています。国土交通省の後押しや保険業界のインセンティブの導
入により、認証普及に弾みがかかるであろうと思われます。大いに期
待できる規格です。

SA8000(社会説明責任):ISO26000(企業の社会的責任)が認証規
格でない現状でSA8000は、認証用として作成され、開発途上国で確
実にそのステイタスを発揮しております。日本ではあまり問題視しさ
れてはいませんが、東南アジアでは、国、取引先の要求もあり最も
旬な規格です。日本の製造業が東南アジアに進出するためには欠か
せない規格として注目しております。日本に本社がある以上、本社指
導で推し進めなければならないような事態になれば、日本企業も導
入せざるを得ない時期が来るかもしれません。

ISO9001/ISO14001の統合:認証においては、統合が益々増えてい
くと思われます。ISO9001及び14001両方の規格の審査員が求めら
れてくるでしょう。

ISO50001(エネルギーマネジメントシステム):この規格の活用・普及
は、政府、行政がどう対応するのかその動きに全てが関わっていると
いっても過言ではありません。日本においては、政治がごたごたして
おり今のところ、有効な支援策は打ち出されていないが引き続き注目
すべき規格です。

最後になりますが、20周年という大きな節目を迎えた時に、新たな出
発の気持ちで、更なる成長・発展を決意し、皆様のご期待にお応えで
きる様に最大限の努力をして参ります。 皆様におかれましては、今
後も格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


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【トピック2】
医療機器の品質マネジメントに学ぶ、リスクマネジメントと製品安全
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ISO13485(医療機器-品質マネジメントシステム-規制目的のため
の要求事項)は、ユーザーの健康に関わる「医療機器」の安全性を確
保するために、ISO9001をベースにして作成された規格です。ISO9001
規格と共通の構成でありながら、箇条7の製品実現のプロセス全体を
通して、リスクマネジメントを実施することが要求され、「ここまでやっ
ておけば間違いない!」という安全な製品を提供するためのQMSを構
築するために、大変参考になる規格です。

ISO13485:2003規格を読みこなすことができれば、他のマネジメント
システム規格は恐るるに足らず、といっても過言ではありません。例
えば、

「7.5.1.2.1 製品の清浄性及び汚染管理」
組織は、次に示す事項が該当する場合、製品の清浄性に対する文書
化された要求事項を確立する:
a)製品が、滅菌及び/又はその使用に先立ち、組織によって洗浄される
b)製品は滅菌されずに供給されるが、その後に、滅菌及び/又はその
使用に先立ち洗浄工程が設けられている
c)製品は滅菌されずに使用されるが、使用時の清浄性が重要である
(以下、省略)

この箇所をスラスラ理解できる方は、入門コースを受講される必要は
ありません。どうしても分からない、気になる!という方は、ぜひ中野
研修センターにお越しください。

★『ISO13485(医療機器の品質保証規格)入門コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso13485/mqi.html

2012年8月8日(水)東京開催

★『ISO13485内部監査員養成コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso13485/mia.html

2012年8月29日(水)~30日(木)東京開催

text by 研修部 萬木


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【連載】
ISO9001~経営の視点から(vol.4)
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株)代表取締役 砂川 清栄
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今回は、日本のISO認証の状況について取り上げてみます。JAB統
計によると日本のISO9001マネジメントシステム認証の累積件数は、
2006~2007年をピークに、減少傾向にあります。ISO14001に関して
も多少の時間的ずれはあるものの同様に減少傾向を示しています。
日本の企業統計でも、ここ数年、起業件数(新たに起業を起こす件数)
は、廃業件数(事業を辞める件数)を上回り、日本経済の沈滞化が
常態化したままとなっています。

ISO認証業界でも、何らかの事情により認証をやめる組織が新規に認
証を取得する組織を上回っている状況が5年以上も続いています。こ
のような状況下の中、当然ながら多くの認証機関が認証件数の減少
と認証サービス対価の下落によりこれまでにない苦境の中にいます。
これまでは、特に建設業界での落ち込みが顕著でありましたが、近
年この減少傾向に歯止めがかかり一応峠を越したように思われます。
その主たる理由としては、2011年より、ISO9001及びISO14001の認
証取得実績が評価項目に加えられて国土交通省による経営審査事
項の加点対象とされたことが考えられます。これまでメリットがないと
して、一旦認証を返上した建設業界の組織が再度認証を取得をする
状況が生まれてきています。弊社のグループ会社、国際システム審
査(株)(略称:ISA、http://www.isa-cb.co.jp/)には、一旦認証を返
上した組織から再度認証を取得したいとの問合せが最近多くなってき
ています。また、OHSAS18001の認証組織に対して経営評価として
加点する自治体では、OHSAS18001の認証が進んでいます。

一方では、認証機関を変更する、つまり企業が調達先、取引先を変
更することと同じような考え方で、「A認証機関」から「B認証機関」へと
移転する組織が増えてきています。業界ではこのように認証機関を替
えることを「認証移転」と呼んでいます。現状の認証制度では、企業
側が、認証機関を自由に変更することは認められており、一定の条件
を満たしておれば比較的容易に移転できる仕組みとなっています。

移転の条件の一つとして、受け入れ機関は、既存の認証機関の審査
において、不適合などの未解決事項がないことの確認などをすること
が求められています。認証移転が比較的自由に行うことが出来るとい
うことは、認証サービス対価が自由に設定できることでもあります。過
当競争による市場の価格の下げ圧力は、これまでに無いような記録
的な価格下落を招いております。全てがデフレ環境下にあり、この状
況はこれからも益々加速されていくと思います。

このようなデフレ環境下において、私達はどう対応すればよいでしょう
か?私は、「強いものが生き残るのではなく、環境に対応するものが
生き残る」という、種の起源で有名なチャールズダーウィンの言葉・考
え方に集約されるのではないかと思います。結局は、このデフレ下の
環境においては、よりよいものを競合者より安く消費者・利用者に提
供しかつ適正な利益を出すことができる組織へ変革しなければなりま
せん。次回は、経営のツール、土台としてのISO9001の考え方・その
活用について考えます。


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【トピック3】
特別セミナー 「リーンシックスシグマ・ブラックベルトコース」
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弊社グローバルテクノの創業20周年「特別セミナー」を開催します。普
段は、講師派遣だけで行っているものを、1回だけ「特別」に、「公開セ
ミナー」で行います。内容は、「リーンシックスシグマ・ブラックベルトコ
ース」。

「リーンシックスシグマ」(略称:LSS)は、「バラツキ」と「ムダ」を業務プ
ロセスから削減しようとする改善手法。何よりも、リーンシックスシグマ
のツールは今や、「世界共通のビジネス言語」であることがポイント。
従来の欧米だけでなく、中国(中国では、もはや国家資格)、韓国、東
南アジア、中近東の大手企業では、LSSの採用が急増中。

そして、「ブラックベルト」(略称:BB)とは、部門の垣根を超えた改善リ
ーダー。この「LSS」と「BB」の両方を学習いただき、世界に通用する
改善専門家を育成しようとするのが、本コースの目的です。最大の特
色は、勿論、「日本語」で行うことです。1回だけのビッグ・チャンスです。
是非、受講ご検討をお願い致します。

★『リーンシックスシグマ・ブラックベルトコース』
http://www.gtc.co.jp/semn/sixsigma/slbb.html

2012年10月2日(火)~10月26日(金)全8日間通学、東京開催
受講料:通常価格 441,000円(税込)。修了者(紹介者)割引価格
396,900円(税込)


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【トピック4】
特別セミナー 「ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践」 第2弾!
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昨年8月に開催した特別セミナーを、最新動向を盛り込んでリニューア
ル開催します。

「ポイント その1」
ISO31000(リスクマネジメント-原則及び指針)に基づき、ネガティブ
なリスクだけでなく、ポジティブなリスクも考え合わせることにより、リ
スクマネジメント手法を、より広く実効性のある経営管理やマネジメン
トシステムの手法として活用できるようになります。

「ポイント その2」
ISO31010(リスクマネジメント-リスクアセスメント技法)が今年の4月
にJIS化されました。すでに組織で導入しているリスクマネジメントも、
この規格と整合させることで、より盤石な仕組みにできます。

「ポイント その3」
ISO補足指針(旧ガイド83)に定められたマネジメントシステム規格の
共通構造(1~10章の構成)と、それをいち早く取り入れて発行された
ISO22301:2012(社会セキュリティ-事業継続マネジメントシステム-
要求事項)に見られるように、今後は様々なISOマネジメントシステム
規格にリスクの概念が取り入れられることが予想されます。既存のマ
ネジメントシステムにリスクマネジメント手法を取り入れるヒントを得る
ことができます。

★『ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践』
http://www.gtc.co.jp/semn/other_iso/rmp.html

2012年9月28日(金)東京開催
ご希望の方には、IRCAのCPDログシート(6.5時間)も発行します。


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【トピック5】
「ホームカミングデイ(7/21東京)」 ご参加ありがとうございました!
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今回で18回目となった「ホームカミングデイ(修了生の集い)」。あいに
くの小雨・曇天でしたが、例年どおりのほぼ満席、盛況に開催するこ
とができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
お客様アンケートにも色々なアイデア・アドバイスをいただきましたの
で、今後のセミナー、イベントに役立てて参ります。

ご参加いただいた皆様、お問い合わせいただいた皆様にお約束した
当日の配付資料・投影スライドの抜粋版をEメールでお送りします。中
でも、MSS共通テキストとISO22301/FDIS39001/ISO9001/ISO14001
との対比表は、管理責任者・推進者、審査員の方には必見です。メル
マガ購読者の皆様にも、ご希望の方にはお送りしますので、このメー
ルへの返信にて、「ホームカミングデイ配付資料希望」の旨をお知らせ
ください。次回のホームカミングデイは、11月17日に大阪研修センタ
ーにて開催します。テーマは今回と異なり、監査に関する内容になり
そうです!

★『ホームカミングデイ(修了生の集い)』
http://www.gtc.co.jp/semn/homecomingday/index.html

text by 研修部 萬木


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【トピック6】
好評につき延長 「創業20周年記念!感謝割引」
各種「審査員研修コース」と「審査員資格拡大コース」が受講料20%割引
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「創業20周年記念!夏の感謝割引」をご案内してきましたが、予想を
上回る反響と好評により、感謝割引の延長が決定しました。各種「審
査員研修コース」と「審査員資格拡大研修コース」の受講料が20%割
引になります(対象期間は、2012年8月11日から12月26日開催分ま
で)。創立20周年の感謝の気持ちを込めてご提供いたします。この機
会にぜひご受講ください!

★『創業20周年記念、感謝割引』
http://www.gtc.co.jp/semn/20years.html

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夏の各種審査員研修コース、お申込みをたくさんいただいております。
誠にありがとうございます。満席のコースも出てきておりますので、ご
検討中の方は、お早めに申込みください。暑い夏が始まりましたが、
健康管理を第一に、気をつけてお過ごしください。



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