【グローバル・ニュース(メルマガ版)Vol.18】/2012.9.26
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http://www.gtc.co.jp/
━ 今月のラインナップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【トピック1】
受講料最大30%割引!創業20周年記念、感謝割引
「審査員研修コース」、「審査員資格拡大コース」、「内部監査員養成コース」
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【トピック2】
「創業20周年に寄せて」
(株)グローバルテクノ ISO14001審査員研修コース主任講師 宮村 庸一
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【トピック3】
ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)米国・中国の導入状況
米中が着々とEnMS導入を準備
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【連載】
ISO9001〜経営の視点から(vol.6)
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株) 代表取締役 砂川 清栄
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【トピック4】
CEARが「EMS審査員資格基準」を改訂。2012年12月16日適用開始
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【トピック5】
キーワードは「リスク」という「不確かさ」の概念
リスクマネジメント関連セミナーのご案内
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【トピック6】
御社へ講師を派遣して行う「企業内セミナー」
個別の要望にお応えする、オーダーメイド型セミナーとは?
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【トピック1】
受講料最大30%割引!創業20周年記念、感謝割引
「審査員研修コース」、「審査員資格拡大コース」、「内部監査員養成コース」
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グローバルテクノは、今年で創業20周年。感謝の気持ちを込めて「創
業20周年記念、感謝割引」を行っています。対象のコース・日程(2012
年12月26日開催分まで)は、受講料が最大30%割引になります。
この機会にぜひご受講ください!
★『ISO14001審査員研修コース(CEAR承認/IRCA認定)』
231,000円(税込) → 感謝割引価格 161,700円(税込)*30%割引
★『ISMS審査員研修コース(JRCA承認/IRCA認定)』
210,000円(税込) → 感謝割引価格 147,000円(税込)*30%割引
★『ISMS審査員資格拡大研修コース(JRCA承認)』
157,500円(税込) → 感謝割引価格 110,250円(税込)*30%割引
★『ISO9000審査員研修コース(JRCA承認/IRCA認定)』
231,000円(税込) → 感謝割引価格 184,800円(税込)*20%割引
★『ISO9001内部監査員養成コース(JATA公認)』
58,800円(税込) → 感謝割引価格 47,040円(税込)*20%割引
★上記他、「審査員/審査員資格拡大コース」感謝割引のご案内
http://www.gtc.co.jp/semn/20years.html
★上記他、「内部監査員養成コース」感謝割引のご案内
http://www.gtc.co.jp/semn/20years_2.html
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【トピック2】
「創業20周年に寄せて」
(株)グローバルテクノ ISO14001審査員研修コース主任講師 宮村 庸一
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2000年9月18日から始まる5日間の「ISO14001審査員研修コース」
が、私の講師としてのデビューである。当時、50歳代前半だった私
は、一回りほど年長の先輩講師陣の中では最も若く、多くのことを学
ばせていただいた。
我が国のパソコンは、1990年代中頃、ハードウェアの進歩、MS-DOS
からWindowsへの転換などを機に急速に普及し、2000年には国内出
荷台数が1,200万台を突破した。一般のオフィスでもこのころからOA
化が進んだと思われる。しかし、苦手な人、反発する人も多くいた時
代である。
JIS Q 14001の4.2項(環境方針)には、「環境方針は一般の人が入
手可能である」という要求事項がある。私は、環境方針が(パソコン
を用いて)ホームページで閲覧できればこの要求事項を満たしている
と考えていたが、当時はまだ、「パソコン使用など一般の人ができる
ものではない」との見解が一般的であり、この解釈にしばらくは従わ
ざるを得なかった。
「時代は常に変わる。益々加速する。社会通念の変化に規格の解釈
も変わらなければならない」―創業20周年という時に、昔を懐かしく
思い、未来に向けて再認識したことである。
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【トピック3】
ISO50001(エネルギーマネジメントシステム)、米国・中国の導入状況
米中が着々とEnMS導入を準備
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昨年秋に発行となったエネルギーマネジメントシステム「ISO50001」。
重大なエネルギー問題を抱える日本ですが、未だ普及に結びつく大
きな動きは見えません。一方、米国と中国ではISO50001導入の機
運が高まっているようです。(一財)省エネルギーセンター エネルギ
ーマネジメントシステム審査員評価登録センター(CEMSAR)から米
国・中国のISO50001導入状況に関するレポートが公開されましたの
で抜粋してご紹介します。
<米国>
「エネルギーマネジメント基準化の状況」
・従来、ISO50001の素案となったエネルギーマネジメントのための米
国工業規格(ANSI/MSE2000:2008)を運用
・2011年6月ISO50001の発行に伴い、同規格へ移行
・米国エネルギー省(DOE)は同規格の実施を前提条件としたSEP
(Superior Energy Performance、※1)プログラムを活用して、2008年
〜2011年にフィールドテストを実施
・参加企業はエネルギーパフォーマンスが2〜3年間で6.5〜17%向上
「認定・認証機関の状況」
・米国認定委員会(ANAB)によるISO50001認定を受けた認証機関
はBSI、SGS、DNV、BVQI、DEKRA、NQAなど
「認証取得企業の状況」
・36社が参画しているSEPを通してISO50001認証を取得した企業は
26社
・ISO50001認証を取得しそうな企業総数はISO14001取得企業数
(約4,900)と同規模と想定
※1「SEP(Superior Energy Performance)のISO50001に対する付
加項目」:ISO50001では目標の設定は組織が行えばよく目標レベル
の要求はないが、SEPにはエネルギーパフォーマンス(原単位など)
低減目標という数値目標が設定されている。達成レベルによって5%
以上ならsilver賞、10%以上ならGold賞、15%以上ならplatinum賞と
グレードが与えられる。また、ISO50001では適用対象は「組織」とな
っているが、SEPでは「ファシリティ(産業施設・業務建物)」を対象に
している。
<中国>
「エネルギーマネジメント基準化の状況」
・ISO50001の要求事項を反映した国家エネルギー管理規格(GB/
T23331-2009)を発行
・国家プロジェクトとして、“Top 10000 Energy Consuming
Enterprises Program”を推進
・エネルギー消費の2/3を占める一定消費規模以上の17,000社を対
象として、エネルギー計測、エネルギー診断、省エネ技術、省エネ
研修などを推進
・国家発展改革委員会や国家標準化管理委員会(SAC)は2015年
までに鉄鋼、セメント、窯業、石炭、紙、石油など10分野に対して
EnMS関連規格を開発する予定
「認定・認証機関の状況」
・国家認証認可監督管理委員会(CNCA)が175の認証機関、37の
研修機関、308のコンサルタント機関などを認定
「認証取得企業の状況」
・GB/T23331-2009での認証を得た企業は36社
・今後2年ほどでGB/T23331-2009からISO50001に移行予定
(出典:CEMSARウェブサイト「米国・中国のISO50001導入状況」
http://www.eccj.or.jp/cemsar/download.html)
グローバルテクノでは、ますます注目が高まる「ISO50001」関連セミ
ナーを精力的に開催しています。また、現在「創業20周年記念感謝
割引」としまして、「ISO50001審査員資格拡大研修コース」の受講料
を20%感謝割引にてご案内しております。2012年12月開催コースま
でのビッグチャンスです。この機会にぜひお申込みください。
★『ISO50001審査員資格拡大研修コース(CEMSAR承認)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/ena3.html
受講料 157,500円→感謝割引価格 126,000円(税込)。20%割引が
適用される日程は、残り2つです(どちらも3連休を含む)。2012年11
月23日(金・祝)〜25日(日)東京、12月22日(土)〜24日(月・祝)
大阪開催
★『ISO50001解説コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/eni.html
ISO50001を基礎から学習できます。2012年10月18日(木)東京、
10月29日(月)大阪開催
★『ISO50001/14001統合・有効活用コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/enpd.html
ISO50001の導入によるISO14001の活性化をご提案します。2012年
10月19日(金)東京、10月30日(火)大阪開催(上記「ISO50001解
説コース」との連続開催日になります)
★『ISO50001省エネ診断コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/enrv.html
実際のビルをモデルケースとして、省エネ診断/エネルギーレビュー
を学習できます。2012年10月26日(金)東京開催
text by 研修部 澤本
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【連載】
ISO9001〜経営の視点から(vol.6)
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株)代表取締役 砂川 清栄
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こんにちは、グローバルテクノの砂川清栄です。今回は、経営者及
び経営上重要と思われる要素について考えてみます。経営をつか
さどるトップマネジメント(経営者、経営層)の役目は、よい経営を行
い、よりよい経営環境をつくり、よりよい経営者になることに他なり
ません。このことは、具体的にはトップの率いる組織が、適正な利
益を上げながら業界で優れた経営が継続的に出来るようにするこ
とであります。組織は、トップによって決まり、「経営者の器以上に
成長しない」ということは、よく使われる表現でありますが、まさにそ
のとおりだと思います。理にかなっている表現でもあると思います。
換言すれば組織の「ISO9001マネジメントシステム」は、経営者そし
てマネジメントシステムの維持・改善の中枢を担う「ISO管理責任者
の器」以上には成長しないともいえます。翻って考えれば、「会社は
従業員のレベル以上には成長しない」ということにつながります。組
織の構成要員全てが参加する全員参加型の組織風土、企業文化
の醸成で組織が強くなることは、これまで成功している企業の実績
例からも明らかで疑う余地はありません。ISO9001のマネジメントシ
ステムを血肉化し活用することは、事業継続上も非常に大切なこと
であります。また、経営の土台作りのテキストとしても大いに役立つ
と信じています。
これまでの経験と先人から学んだ組織の運営に責任・権限を持つ
トップマネジメントに必要な要素についてまとめてみますと次のよう
なことが言えるのではないでしょうか。
(1)同業者に対して「競争意識」を持ち「起業家精神」が旺盛である
こと:個人、そして個人の有機的集合体である組織が向上し成長す
るために、他者、同業他社組織より優れるための競争意識を持つこ
とは、組織の最先端を走るリーダーが持つべき必須条件である。と
もあれ、同業者と敵対関係になりがちですが、成功した立派な経営
者の言動を見ますと、同業者とよきライバル関係を築くことにより切
磋琢磨して成長してことが見て取れます。
(2)知識創造(イノベーション、クリエイティブな考え方)を持ち、ナレ
ッジマネジメントを活用すること:企業は、役に立たない古いものを
捨て、役に立つ常に新しいものを創造していくことで生命力を維持し
続けることが出来るといわれます。「クリエイティブ」な考え方、すな
わち「イノベーション」が求められる。例えば、新しい管理方法を取り
入れる、新しい製品をつくる、新規の営業開拓をする。技術刷新を
行う。新しい仕組みを構築するなど。アップル創業者の故スティー
ブ・ジョブズ氏の言葉を借りれば、「死は生命にとって最高の発明で
あり、古きものを取り除き新しいものに道を開く変化の媒体なのです」
(3)危機意識を持ちリスクをとる考え方を持つこと:経営そのものが
リスクであるが、単なる冒険家でなく冷静な調査、分析の上でリス
クをとる覚悟を持つこと。企業が向上し、成長し、発展していく過程
では、逆境や苦境に陥ることも当然でてくる。松下幸之助翁の「ダム
式経営」、稲盛和夫翁の「土俵の真ん中で相撲を取れ」で教えてい
る余裕を持った経営の考え方を持つことの大切さは、私としても、実
感としてよく理解できる言葉である。
(4)高い品質のものやサービスを競争力のある価格でお客様に提
供する意識を持つこと(例、マネジメントシステムの活用):企業にと
っては、製造する製品や提供するサービスの質の良し悪しこそが命
であり、競争力を勝ち取る上でも、非常に重要です。お客様を大切
にし、社会的な信用があってこそ継続的な企業経営が可能となりま
す。お客様にそっぽを向かれてしまえば、企業経営は、ほぼうまくい
かないでしょう。製品品質に加えてマネジメントシステムの考え方は、
今やグローバルの商取引では不可欠な考え方となっています。ISO
のマネジメントシステムはこれから益々重要な位置を占めてくるよう
になるでしょう。
(5)組織運営能力を持つこと(例、ISO9001マネジメントシステムの
活用):企業理念(方針・道徳)を確立し、従業員一同が一致団結で
きる考え方を持ち、マネジメントシステムを定着させ企業文化を作り
上げる。企業が何のために存在するのか、誰のために存在するの
かその存在意義と方向性を明示することで、従業員の仕事への情
熱を引き出したり、まとまった組織の企業文化を醸成する能力を付
けることが組織運営にとっていかに大切かは自明の理でもある。
(6)人間性を常に高める努力と気概を持つこと:人間性については、
リーダーシップを発揮していく上でも、よき企業文化を醸成していく
上でも古来より不可欠なこととしてよく取り上げられてきている。論
語の為政偏の言葉を借りれば、以下のようなことを常に意識しなが
ら人間性を高めていくことが重要であろう。「リーダーたるものは、
下のものの模範となる仁徳のある人間でなければならない。そうで
あれば、その仁徳を慕って、人々が集まってくる。それは北辰(北
極星)がその場所に定まり、その他の星がそれを尊びつつともに動
くようなものである」
上記のほかにも、会社が危機に陥らないようにするためにも、金融、
法律などさまざまな知識が必要であると思います。しかしながら、映
画に出てくるようなスーパーマンでもなければ、現実には、全ての資
質を備えている経営者など一人もいないでしょう。しかし、そうなろう
とする意識を持つことで個人も組織も向上し、成長していくことが出
来ると古来より偉大な先人たちは私達に教えています。現代風に一
言集約すれば、稲盛和夫氏の教える「心を高め、経営を伸ばす」に
尽きると思います。とかく経営者は、挑戦的な性格の持ち主が多い
わけですから、また、成功者としての継続、経営者の持っている資
質、特徴を伸ばす上では、心を高めることが特に重要であるかは理
解できると思います。MS管理責任者は、上記で述べた経営者の資
質をサポートする役目を担うことになりますが、特に上記項目で取り
上げた項目の(4)、(5)は直接的にあなた(管理責任者)にかかわ
ることです。
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【トピック4】
CEARが「EMS審査員資格基準」を改訂。2012年12月16日適用開始
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(社)産業環境管理協会 環境マネジメントシステム審査員評価登録
センター(CEAR)は2012年12月16日から、EMS審査員の新資格基
準の適用を開始することを公表しました。適用される新基準「環境マ
ネジメントシステム審査員資格基準(AE1100)」及び「環境マネジメン
トシステム審査員登録手順(AE1200)」は、現在CEARのウェブサイト
で公開されていますので、CEAR登録EMS審査員の方、また登録を
ご検討中の方はぜひご一読ください。
http://www.jemai.or.jp/CACHE/ems_details_detailobj6105.cfm
主な変更点は以下のとおりです。
・初回登録申請時の学歴要件を廃止(現行は高卒以上)
・業務経験年数を高卒以上で4年以上に引き下げ、高卒に満たない
場合は7年以上(現行は高卒5年以上、大卒4年以上)
・審査員・主任審査員に必要な監査実績を変更
・資格拡大要件をJFARB/FSMS審査員にも適用(現行はJRCA/
QMS審査員のみ)
★『ISO14001審査員研修コース(CEAR承認/IRCA認定)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/eqa.html
受講料 231,000円→感謝割引価格 161,700円(税込)。30%割引が
適用される日程は、残り4つです。2012年10月15日(月)〜19日(金)
東京、11月5日(月)〜9日(金)東京、11月21日(水)〜25日(日)大
阪、12月10日(月)〜14日(金)東京開催
★『ISO14001審査員資格拡大研修コース(CEAR承認)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/eqa3.html
受講料 157,500円→感謝割引価格 126,000円(税込)。20%割引が
適用される日程は、残り2つです。2012年10月6日(土)〜8日(月・
祝)東京、11月5日(月)〜7日(水)大阪開催
★『ISO14001審査員研修コース リフレッシュコース(CEAR承認)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/eqa.html#eqa-r
10月開催分、締切間近です。更新予定の方はお急ぎください。
2012年10月6日(土)東京、10月13日(土)大阪開催(通常割引のみ
適用されます。感謝割引は適用されませんのでご了承ください)
text by 研修部 澤本
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【トピック5】
キーワードは「リスク」という「不確かさ」の概念
リスクマネジメント関連セミナーのご案内
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ISO31000(リスクマネジメント−原則及び指針)では、「リスク」という
用語を、「目的に対する不確かさの影響」と定義されています。安全
分野では、一般的にリスクは「好ましくないもの」として扱いますが、
ISO31000では、好ましい不確かさの影響もあわせて、リスクとして
取り扱います。組織内のあらゆるプロセス、活動において、目的に対
する不確かさという「リスク」が存在しています。
リスクマネジメントを実施するためには、まず組織が今おかれている
状況について理解することが必要です。その上で、どのようなリスク
が存在しているかを洗い出し、そのリスクの原因・リスク源、リスクの
好ましい結果・好ましくない結果、その結果の起こりやすさを分析し、
リスク基準と照らしあわせて対応の要否や優先順位を決めます。リ
スクの特定、分析、評価という一連の活動が「リスクアセスメント」、
と呼ばれます。リスクアセスメントは、概念を理解するだけではなく、
具体的なツールを用いて実施しなければ効果が上がりません。
ISO31010(リスクマネジメント−リスクアセスメント技法)は、リスクマ
ネジメントの中心部分である、リスクアセスメントを効果的に実施する
ための大変有用な手引きです。
★『ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践』
http://www.gtc.co.jp/semn/other_iso/rmp.html
ISO31000、ISO31010の概要を理解し、リスクマネジメントを効果的
に実施するノウハウを学べます。2012年9月28日(金)東京開催
(開催間近。直前のお申込も間に合います!)
★『改善ツールとしてのFTAとFMEAの活用』
http://www.gtc.co.jp/semn/hinshitsu/qfa.html
ISO31010にも取り上げられている、リスクマネジメントと改善のため
の強力なツールFMEAとFTAを効率良く習得できます!
2012年10月12日(金)東京開催
★『ヒューマン・エラー防止とISO再生コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso9000/he.html
ヒューマンエラーによる事故・不具合は、「仕方ない」ものでも「予想
外」に起こるものではありません。分析と対策を怠らなければ、未然
に防ぐことができます。2012年10月4日(木)東京開催
★『ISO14971:2007 医療機器のリスクマネジメント実践コース』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso13485/mdr.html
安全な製品を開発・製造・販売するために、製品のライフサイクル全
体を通してリスクマネジメントを実施するための手法を学べます。
2012年11月9日(金)東京、11月16日(金)大阪開催
text by 研修部 萬木
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【トピック6】
御社へ講師を派遣して行う「企業内セミナー」
個別の要望にお応えする、オーダーメイド型セミナーとは?
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グローバルテクノの全てのセミナーは、御社へ講師を派遣して行う、
「企業内セミナー」での開催が可能です。御社会議室、近隣の会場
などで行えます。複数の参加者を計画している企業様、遠方の企業
様、御社により合った内容で開催をご希望の企業様に、大変好評で
す。最近では、研修内容にオーダーメイドを希望されるケースが増え
ており、企業のご担当者様、講師、弊社営業担当で話し合いの上、
企業様に合った最良のセミナーを提供しております。ご質問・要望は、
お気軽にグローバルテクノ 営業部 企業内セミナー担当(TEL03-
3319-9201)までご連絡ください。
<最近の実施例>
A社の場合、「OHSAS18001内部監査員レベルアップ研修」
研修日数、1日/参加人数、20名様
石油開発を行っているA社は、内部監査経験者のレベルアップを希
望されていました。日頃の内部監査で、是正・予防の指摘件数が少
ない為、力量アップをご希望。今までの内部監査報告書を講師が事
前共有し、それを元に企業様にあった演習を新たに作成しました。
「実例が多かったので理解が深まった」、「内部監査報告書の改善
点を認識できた」との声をいただきました。来年また、新たな課題で
の研修を計画いただいています。
********************************
やっと涼しくなりましたね。「読書の秋」、日暮れが早まり夜が長く感
じ、涼しく集中できることから、読書をするのにふさわしいということ
だそうです。私は、夏に読了予定の本がまだ机に転がっていますの
で、このまま読書の秋に突入です。
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