【グローバル・ニュース(メルマガ版)Vol.19】/2012.10.25
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http://www.gtc.co.jp/
━ 今月のラインナップ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【トピック1】
JRCA 「品質/情報セキュリティマネジメントシステム審査員の資格基準」
2013年1月1日から新基準適用へ
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【トピック2】
CEARがCPD要件を改訂
― 7時間のリフレッシュコース修了で15CPD時間が認められます ―
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【連載】
ISO9001〜経営の視点から(vol.7)
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株) 代表取締役 砂川 清栄
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【トピック3】
第19回 「修了者の集い(ホームカミングデイ)」 2012年11月17日(土)大阪
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【トピック4】
年末大講演会、12月21日(金)東京、12月25日(火)大阪
「マネジメントシステム規格共通テキストと最新BCM規格解説コース」
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【トピック5】
受講料最大30%割引!創業20周年記念、感謝割引
「審査員研修コース」、「審査員資格拡大コース」、「内部監査員養成コース」
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【トピック6】
FDA担当者の方は必見!「医療機器のFDA査察対応セミナー」
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【トピック1】
JRCA 「品質/情報セキュリティマネジメントシステム審査員の資格基準」
2013年1月1日から新基準適用へ
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一般財団法人 日本規格協会 マネジメントシステム審査員評価登録
センター(JRCA)は、2013年1月1日から、新基準の「品質/情報セ
キュリティマネジメントシステム審査員の資格基準」を適用いたしま
す。主な変更点は下記のとおりです。なお、QMS、ISMS両規格の資
格基準は、一つ(文書番号:JRCA AQI 120)にまとまります。
(1)審査員補から審査員に格上げする際にオブザーバ経験が必須で
なくなった。
(2)審査員補の登録要件から学歴がなくなった。
(3)登録要件の実務経験(QMS審査員補の場合)、7年以上の実務
経験(高等学校卒業と同等以上は4年で可)と、10年以内に2年以上
の品質マネジメント分野の実務経験が必要。
(4)登録要件の実務経験(ISMS審査員補の場合)、7年以上の実務
経験、あるいは高等学校卒業証明(同等以上の証明)と、10年以内
に4年以上の情報技術分野における実務経験(うち2年以上の情報
セキュリティ技術の役割・職務経験)が必要。
(5)継続的専門能力開発(CPD)実績は、前回申請受付日を起点と
して、おおよそ1年間になる期間に、次の実績の提出が必要。
主任審査員、審査員:合計15時間以上(審査、監査参加は該当し
ない)/審査員補:合計5時間以上
(6)新規登録、再登録希望者で研修コース修了証が5年以上経過し
た場合の特例として、研修機関で実施する筆記試験を受験、合格か
ら1年以内なら資格申請できる。
上記は、新基準より抜粋した内容になります。詳しくは、こちらをご
覧ください。「一般財団法人 日本規格協会 マネジメントシステム審
査員評価登録センター、制度・基準(2013年1月1日より適用)」、
http://www.jsa.or.jp/jrca/seido-new1.asp
なおグローバルテクノでは、QMS審査員補向けの「CPD対応5時間
コース」、「JRCA登録CPDコース」(修了証の添付により、CPD様式
提出不要)が今後開講(準拠)予定です。
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【トピック2】
CEARがCPD要件を改訂
― 7時間のリフレッシュコース修了で15CPD時間が認められます ―
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前号でお伝えしたように、2012年12月16日からCEARのEMS審査員
資格基準が改訂されます。その基準改訂に伴い、CEAR審査員資格
のサーベイランス(維持)及び再登録(更新)に必要なCPD要件も改
訂され、「AEF1110 専門能力の継続的開発(CPD)の手引(12版)」
が公開されました。
手引によると、サーベイランス及び再登録に必要なCPD時間は申請
締切日以前1年間に審査員補が5CPD時間、審査員・主任審査は
15CPD時間と変更はありませんが、リフレッシュコースを受講した際
のCPD実績の計上方法に以下が適用されることとなりました。
AEF1110-12版 「5.CPD実績の計上方法」 3)項
「CEAR承認リフレッシュコースを修了した場合、修了証明書の写し
を提出すれば、『目的』及び『習得内容』の記述は不要で、CPD時間
は15CPD時間としてカウントされます」
上記のとおり、1日7時間のCEAR承認リフレッシュコースを修了する
ことで15CPD時間が認められるこの要件は再登録申請時のみでは
なく、もちろんサーベイランス申請時でも有効です。ただし、上記要
件の適用は2012年12月16日以降の申請からとなりますのでご注
意ください。
(株)グローバルテクノでは、ご好評いただいておりますCEAR承認
リフレッシュコースを以下の日程で開催いたします。CEAR登録審査
員・主任審査員の方はぜひこの機会にお申込みください。
★『ISO14001審査員研修コース リフレッシュコース(CEAR承認、1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/eqa.html#eqa-r
12月8日(土)、2月16日(土)東京(齋藤喜孝講師)
12月1日(土)、2月9日(土)大阪(阿部敏男講師)
※担当講師は変更になる場合がありますのでご了承ください。
※上記要件の適用は2012年12月16日以降の申請からとなります
のでご注意ください。
★『ISO14001審査員CPDコース(1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/ecp.html
審査員補の方には、CPD対応の本コースをおすすめします。吉田敬史
講師の人気コースです。ISO14001改訂速報を入手できます!
11月2日(金)東京、12月7日(金)東京、11月30日(金)大阪
★『環境側面と環境影響評価(1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/et.html
紙・ゴミ・電気のマンネリ化したEMSを根本から建て直すためには?
環境工程図からプロセスごとの環境側面を抽出し、業務と一体化し
たEMS構築を提案します。11月26日(月)東京
★『環境関連法規セミナー(1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/el.html
目まぐるしく改正される環境法規。法改正の最新動向、環境法規の
特定プロセスと管理まで環境管理ご担当者必見のコースです。
11月8日(木)東京、12月7日(金)大阪
★『ISO50001解説コース(1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/eni.html
ISO50001は、エネルギー効率の改善によるエネルギーコストの削
減、また温室効果ガスの削減に大きな効果が期待できます。まずは
本コースを受講して規格を理解し、導入をご検討いただくことをおす
すめめします(EMSのCPDとしても有効です)。12月3日(月)東京
★『ISO50001/ISO14001統合・有効活用コース(1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/enpd.html
パフォーマンス重視のISO50001をISO14001へ展開することで、貴
社のEMSをパワーアップする方法をご提案します。また「ISO50001
解説コース」との連続開催で効率よくISO50001の学習ができます
(EMSのCPDとしても有効です)。12月4日(火)東京
★『ISO50001省エネ診断コース(1日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/iso50001/enrv.html
実際のビルをモデルケースに「エネルギーレビュー」と「省エネ診断」
について学習します。「省エネ診断」の基礎知識を得たいという方に
もおすすめのコースです(EMSのCPDとしても有効です)。
12月14日(金)東京
text by 研修部 澤本
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【連載】
ISO9001〜経営の視点から(vol.7)
文/(株)グローバルテクノ・国際システム審査(株)代表取締役 砂川 清栄
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こんにちは、グローバルテクノの砂川清栄です。今回は、MS管理責
任者について考えてみます。トップマネジメントがあなた(MS管理責
任者)に期待したいことは何であろうか? ISO9001のMS管理責任
者の役割の一つとして、プロセスの改善を通してマネジメントシステ
ムの維持・改善につなげることがあります。すなわち、MS管理責任
者としてそのようなことが自ら出来る、あるいは指導できる力量を備
え持つことが期待されています。組織にとって、ISO9001のマネジメ
ントシステムを、管理プロセスとして捉えるだけでなく、経営のツール
として応用するためには、それなりの人材が必要なのですが、人材
に乏しい中小企業では、多くの場合、経営者自らが率先垂範して指
揮せざるをえない状況となるでしょう。
トップが、ISO9001を経営の土台として考え、人材育成上絶好の機
会と捉えて取り組むことで組織の強化につなげることができます。ま
た、この取り組みを通して、組織のあり方についても見直す、場合に
よっては考え直すよい機会も与えてくれます。組織がISO9001のマ
ネジメントシステムを経営のツールとして有効活用するためには、経
営に対してそれなりの知識と見識を持つことが必然的に必要になっ
てきます。例えば、組織について考えてみますと、
(1)組織の仕事は、プロセスの連鎖で成り立っています。プロセスの
集合体をシステムと呼びます。マネジメントプロセスの集合体がマネ
ジメントシステムです。したがって、MS管理責任者は、プロセスの目
的は何か? 構成要素は何か? プロセスのつながりは? 管理す
べき点は何か? を十分に理解しておく必要があるでしょう。
(2)組織のトップに位置するトップマネジメントの重要な仕事の一つ
に意思決定があります。マネジメントシステムにおいて、トップマネ
ジメントが正しい意思決定を行うためには、管理責任者は、正しい
情報を迅速にトップマネジメントに報告しなければならない。そのた
めには、自組織のマネジメントシステムの強みと弱みを十分把握し、
改善できる力量をもつことが望まれます。
(3)「組織とは誰のために、何のためにあるのか」、「組織を活かすた
めにはどうあるべきか」など組織のあり方についても知識・見識を備
え、トップマネジメントを支えて、成果を上げる組織として社風を形成
していくだけの力量を持つことが望まれます。
(4)組織は、守るべきものであるが、同時に経営環境変化に対応し
て変わるものでもあります。管理責任者は守りの姿勢に徹しがちで
す。それももちろん重要ですが、相反することではありますが、いま、
われわれが生きている環境変化が激しい経営環境の状況下では、
変革を厭わない考え方を持つことも必要です。
MS管理責任者は、組織の活性化、業績向上につなげるマネジメント
システムを維持・改善する上で、上記に述べたように組織について
の十分な理解と見識を持つことが必要でしょう。種の起源で有名な
チャールズ・ダーウィンの「強いものが生き残るのではなく、変化に
対応するものが生き残る」という言葉は、組織が生成発展していくた
めに必要な触媒と捉えて、行動することが望まれます。
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【トピック3】
第19回 「修了者の集い(ホームカミングデイ)」 2012年11月17日(土)大阪
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グローバルテクノでは、セミナー修了生、ISOに携わるお仕事をされ
ている方、ISOに興味をお持ちの方、弊社講師陣を対象に、出会いの
場・情報交換の場として、『修了生の集い(ホームカミングデイ)』 を
開催しています。毎回、ISOに携わる様々な方にご参加いただいて
います。修了生をはじめ、どなたでもご参加いただけます。
今回は、「内部監査とマネジメントシステムの有効性」をテーマにし
て、「口語訳ISO」でお馴染みの、宇野通氏にご講演いただきます。
適合性と有効性? 有効性の監査? 教育・訓練の有効性? 「有
効性」の意味と、実務の中での使い方について、ご参加の皆さんと
一緒に考え、意見交換・討議します。
★『修了者の集い(ホームカミングデイ)』
http://www.gtc.co.jp/semn/homecomingday/index.html
11月17日(土)大阪/参加費:3,000円(税込、軽食・ドリンク付)
text by 研修部 萬木
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【トピック4】
年末大講演会、12月21日(金)東京、12月25日(火)大阪
「マネジメントシステム規格共通テキストと最新BCM規格解説コース」
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2012年5月に改定されたISO/IEC Directives(専用業務用指針)補
足指針の附属書SLの附録3は、ISOが今後発行するマネジメントシ
ステム規格は、序文〜10章の構成としなければならない「共通テキ
スト」を定めています。また、この附録3には、マネジメントシステム
規格に使用する共通の用語の定義も収録されています。例えば、
文書と記録は「文書化された情報」として概念として合わさっていた
り、「予防処置」という語は見当たらなくなっていたり・・・
(道路交通安全マネジメントシステム要求事項のISO39001では、
「道路交通安全予防処置」という語が使われているように、予防処
置という用語がISO9001からなくなってしまうというわけでもなさそう
です)
グローバルテクノ、年末大講演会の第1部では、マネジメントシステ
ム規格の共通化ルールとなる「共通テキスト」の内容と、共通用語
の定義、さらに、「共通テキスト」 に沿って発行されたISO22301、
ISO20121、ISO39001等の最新マネジメントシステム規格の内容、
2015年に控えたISO9001の改定動向を紹介します。
第2部では、ISO22301(BCM:事業継続マネジメントシステム)を紹
介します。最新のISO22301規格では「文書化された情報」、「内部
監査」、「是正処置」がどのような要求事項として規定されているか?
「共通テキスト」に沿って新たに追加された「4.1 組織及びその状況
の理解」、「6.1 リスクと機会への取組み」とはどのような要求事項
なのか? などなど見どころ、読みどころ満載の最新規格のポイント
を解説します。
2012年の締めくくりと、2013年のマネジメントシステム規格の行方を
占う年末大講演会に、ぜひお越しください!
★『マネジメントシステム規格共通テキストと最新BCM規格解説コース(半日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/special/sp1.html
12月21日(金)東京、 12月25日(火)大阪/受講料:8,400円(税込)
text by 研修部 萬木
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【トピック5】
受講料最大30%割引!創業20周年記念、感謝割引
「審査員研修コース」、「審査員資格拡大コース」、「内部監査員養成コース」
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グローバルテクノは、今年で創業20周年。感謝の気持ちを込めて「創
業20周年記念、感謝割引」を行っています。対象のコース・日程(2012
年12月26日開催分まで)は、受講料が最大30%割引になります。
この機会にぜひご受講ください!
★『ISO14001審査員研修コース(CEAR承認/IRCA認定、5日間)』
231,000円(税込) → 感謝割引価格 161,700円(税込)*30%割引
★『ISMS審査員研修コース(JRCA承認/IRCA認定、5日間)』
210,000円(税込) → 感謝割引価格 147,000円(税込)*30%割引
★『ISMS審査員資格拡大研修コース(JRCA承認、3日間)』
157,500円(税込) → 感謝割引価格 110,250円(税込)*30%割引
★『ISO9000審査員研修コース(JRCA承認/IRCA認定、5日間)』
231,000円(税込) → 感謝割引価格 184,800円(税込)*20%割引
★『ISO9001内部監査員養成コース(JATA公認、2日間)』
58,800円(税込) → 感謝割引価格 47,040円(税込)*20%割引
★上記他、「審査員/審査員資格拡大コース」感謝割引のご案内
http://www.gtc.co.jp/semn/20years.html
★上記他、「内部監査員養成コース」感謝割引のご案内
http://www.gtc.co.jp/semn/20years_2.html
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【トピック6】
FDA担当者の方は必見!「医療機器のFDA査察対応セミナー」
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世界で一番厳格な審査(査察)で知られるFDA(米国食品医薬品局)。
弊社営業部には、「FDAから査察に来ると連絡がありました」と毎年
多くのご相談、ご依頼(緊急案件!)があります。このセミナーを受
ければ「FDAなんてもう怖くない」と安心してお帰りいただきたいとこ
ろですが、残念ながらそれは無理です。やっぱりFDAは怖いです。
数々の企業のFDA査察、申請に携わったスペシャリスト、西原美津
子講師が、FDAの査察対応のポイントを解説して、クイズや演習を
通して査察対応のノウハウを学んでいただける特別コースを開催し
ます。質疑応答の時間を多めにとってありますので、是非ご質問・
ご相談をたっぷり携えて、中野研修センターにお越しください。
★『FDA査察対応セミナー(半日)』
http://www.gtc.co.jp/semn/fda/fds.html
12月14日(金)東京/受講料:23,100円(税込)
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運動に最適な季節になりました。先日の「ちばアクアラインマラソン」
は完走者数10,296人(完走率73.8%)、「2012年東京マラソン」は完
走者数35,129人(完走率96.5%)だそうです。完走率ってこんなに高
いのですね!気分が向いたときに走ってる私には、まだまだ出場資
格はないようです。
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