【グローバル・ニュース(メルマガ版)Vol.4】 2011.7.26
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http://www.gtc.co.jp/
━ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【注目トピック1】
ISO50001審査員資格拡大研修コース 開催決定!!
〜先行予約受付中〜
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【注目トピック2】
ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践コース
ついに開催決定!! 【8月31日限定】
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【注目トピック3】
ISO14001次期改訂作業スタート!
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【注目トピック4】
今回の食品安全ニュース!!
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【注目トピック1】
ISO50001審査員資格拡大研修コース 開催決定!!
〜先行予約受付中〜
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本年6月に発行されたISO50001(エネルギーマネジメントシステム:
EnMS)の国内認証スキームがいよいよスタートします。東日本大震災
以降、国内の電力需給に黄色信号が点灯している中、5月13日に経済
産業省が公表した「夏期の電力需給対策」において、「今夏以降の需給
対策」の一つに「今夏に策定される予定のエネルギー管理システム規
格について、その認証取得を政府調達の際に考慮すること等を通じて、
活用を促す」ことを挙げました。
今後の省エネルギー対策としてISO50001が大きな効果を生むことに政
府も期待を寄せています。また、ISO50001はすべての組織に適用可能
であることから中小企業の省エネ対策としてもその効果が期待されま
す。ISO50001認証の増加が予想されるなか、EnMS審査員、コンサルタ
ント等、人材育成が急務となっています。
(株)グローバルテクノでは、ISO50001審査員資格拡大研修コース(3日
間)を10月より開始いたします。QMS/EMS審査員からEnMS審査員へと
資格拡大するために必要なコースです。(要員認証機関への承認申請
準備中)
【受講料】
157,500円(税込)※テキスト代・昼食代・証書発行代含む。
(他コースとの同時申込割引、修了者割引、紹介者割引などの各種割
引制度がございます。)
【開催日程】
第1回 10/22-24(東京)
第2回 10/26-28(東京)
第3回 11/25-27(東京)
第4回 12/23-25(大阪)
【受講条件】
JRCA/QMS、またはCEAR/EMS審査員(補)資格をお持ちの方
【特典】
受講に際してはISO50001に関する事前知識が必要です。ただいま本コ
ースへお申込みいただいた方を「ISO50001解説コース」(1日通学)へ無
料ご招待いたします(希望者のみ)。詳細はお問い合わせください。
☆「ISO50001審査員資格拡大コース」へのお申込み、お問い合わせは
下記までお願いいたします。
(株)グローバルテクノ 研修部 TEL.03-3319-9010
e-mail kenshu@gtc.co.jp
EMSグループ:澤本
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【注目トピック2】
ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践コース
ついに開催決定!! 【8月31日限定】
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■ISO31000とは
我が国では、一般にリスクマネジメントとは「危機管理」という概念で紹
介されていました。危険とは「危ないこと」ですが、保険用語ではリスク
と同義に使われています。その意味は「将来、不測かつ突発的に発生
し、損失を生じさせる可能性のある、事故・災害等自体」とあります。つま
り、リスクは損失だけに注目され、また、リスクマネジメントは好ましくな
い影響のコントロールを行う活動として認識されてきました。しかし、実
際の組織経営の判断は、好ましい影響を主体として計画が立てられた
場合が多く、好ましくない影響を小さくするという視点だけでは、必ずし
も最適な経営判断ができなくなってきています。
このような中、ISO31000の発行を契機に、リスクマネジメントの考え方
が大きく変わろうとしています。ISO31000では、リスクを「諸目的に対す
る不確かさの影響」と定義し、その影響には好ましい影響と好ましくない
影響も含まれています。また、リスクを組織目的の達成に影響を与える
要素としてとらえ、リスクを検討する視点が明確になっていくことも重要
な点と言えます。ISO31000は、実際の経営判断を支援するため、リスク
マネジメントを危機管理や事業継続にとどまらない、より広く実効性の
ある技術として展開するための指針としての規格です。
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【ISO31000リスクマネジメント規格の理解と実践コース(コード:RMP)】
★本コースのポイント
・基本講義とテンプレート活用演習!
・会社で使えるノウハウを"社内担当経験者"が直接伝授!
・8月31日(水)だけの緊急開催!
・ISO審査員のためのCPD:6.5時間対応!
コース詳細・お申込はこちらよりお願いいたします。
http://www.gtc.co.jp/semn/other_iso/rmp.html
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ISMSグループ:水野
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【注目トピック3】
ISO14001次期改訂作業スタート!
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6月末、ノルウェーのオスロで開催されたISO/TC207総会(環境マネジメ
ント)にて、ISO14001改訂作業スタートが決定しました。次期改訂はISO
9001との同時改訂が予定されており、また規格間の整合を図ることにな
っています。そのためマネジメントシステムの共通要素を抽出し、共通
用語・テキストが作成されました。次期ISO14001は、この共通用語・テ
キストにISO14001固有の要求事項をプラスした形態で構成されることに
なります。注目される改訂内容としては、環境パフォーマンスに関する
要求事項の明確化でしょう。前号でお伝えしたISO50001同様、パフォー
マンスの改善にまで踏み込んだ要求事項はISO14001改訂への最大の
ニーズといえます。
このISO14001改訂作業に直接携わるISO/TC207国内代表委員・吉田
敬史氏が講師を務める「ISO14001審査員CPDコース」は、ISO14001次
期改訂に関する最新情報をいち早く入手できるセミナーです。EMS審査
員の方はもちろん、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
ISO14001審査員CPDコース
http://www.gtc.co.jp/semn/iso14000/ecp.html
EMSグループ:澤本
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【注目トピック4】
今回の食品安全ニュース!!
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前号でお知らせした通り、今回は「原因不明の食中毒」の情報です。
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月のメルマガ配信後まもなくして、NHKの朝のニュースでも流れていた
ので、すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
<ヒラメトキシン? 正体は、クドア・セプテン・プンクタータ>
厚生労働省の調査によれば、ヒラメ、馬肉などの生食が原因と推定さ
れる、原因不明の食中毒事例が平成21年6月から平成23年3月までに
198件報告されています。
以前から、「養殖のヒラメが何らかのストレスによって体内に毒素(仮称
:ヒラメトキシン)を作るのではないか?」とまことしやかに噂されていた
りもしていたのですが、どうやら寄生虫(クドア・セプテンプンクタータ)に
よるものであることが分かってきました。
「生食用生鮮食品を共通食とする病因物質不明有症事例を巡る経緯」 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ahy8-att/2r9852000001aib5.pdf
<管理手段は「冷凍」すること!>
これらの寄生虫は、O157などの病原性大腸菌やサルモネラ菌などと違
って、一定時間冷凍することで死滅させることができます。冷凍のヒラ
メ、馬肉に潜む「寄生虫」という食品安全ハザードを管理するために、
「冷凍」という管理手段を用いることが有効です。また、この場合のパラ
メータは、例えば、「-20度・4時間」となります。(解凍したヒラメや馬肉と
いうのも寂しいですが、安全には替えられませんね。)
なお、ISO22000(食品安全マネジメントシステム−要求事項)でいえば、
このステップはCCPという位置付けになるでしょう(食品安全ハザードを
低減させるステップなので、OPRPでないことに注意!)
従来、安全と考えられてきた食品の中から新たな食品安全ハザードが
発見されるということを「想定外」とすることは避けたいものです。最新情
報を外部コミュニケーション(ISO22000 5.6.1項)によって迅速に入手し、
適宜、FSMSの更新(8.5.2項)を行う必要があるのではないでしょうか?
食品安全の最新ニュースを取り入れたFSMS関連コース、好評開催中です!
http://www.gtc.co.jp/semn/fsms/index.html
【FCP 】ISO22000食品安全チーム・推進者コース
http://www.gtc.co.jp/semn/fsms/fcp.html
【FIA】 ISO22000:2005内部監査員養成コース
http://www.gtc.co.jp/semn/fsms/fia.html
【FI 】ISO22000:2005入門コース
http://www.gtc.co.jp/semn/fsms/fi.html
<FSSC22000企業内セミナーの受付を開始いたしました>
次号は、7月からJABが認定制度を発足させたFSSC22000に関する最
新情報と有効活用のポイントをお知らせします。
FSMSグループ:萬木&山口
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