企業内での品質管理、品質改善、品質保証あるいはISO9000推進、内部監査等に従事する方にとってQC手法の正しい理解や統計的手法は実務に欠かせない事項です。 このコースではQC手法の正しい理解を習得された方に、統計の基礎的理解をベースに抜き取り検査の概念及び方法、そして実験の正しい計画の作り方、測定あるいは実験を通して取得したデータの正しい分析の方法の基本を学びます。なお、新QC7つ道具、データ整理の基礎、抜き取り検査の知識は「品質管理検定」の2級の試験範囲内です。
1. データの表し方とデータの種類
6. 演習(QC検定2級過去問題を解く:抜取検査、新QC七つ道具)
<品質管理専門コース 2日目>
1. 統計的推定と仮説検定の考え方
2. 統計的推定と仮説検定の事例
3. 実験計画とデータの分析の基本
4. 信頼性工学
5. 品質機能展開
6. 演習(QC検定2級過去問題を解く:計量値・計数値データに基づく検定と推定、実験計画法、信頼性工学、品質機能展開)
アイ・イー・テック 代表 星山 孝子 氏 1990年代、日本国内の大学工学部卒業後、家業の精密機械サービス工場に従事し、国内・海外の製造業界を技術的に支えてきた。専門家に師事を得て工場経営に必要な品質管理、生産管理を経験・習得する。 2000年代、ロンドン大学大学院工学部へ留学を経て、外資系自動車部品メーカー、外資系物流企業に勤務し、Industrial Engineering等に従事。業務改善・効率化に貢献し、社長賞を受賞。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)修了後、2010年、アイ・イー・テックを設立。 教育訓練機関他に於いて、若手技術者及び次世代リーダー向けに工場経営の基本と実践を訓練・教育している。東証一部上場・重工業、鋳物、射出成型・金型メーカー他、国内・海外にて工場経営コンサルティング業に従事。製造・物流業界を支えている。現在、東京大学大学院先端学際工学博士課程にて企業活動の生産性を研究している。 <資格> JSA品質管理責任者セミナー専修科修了。モダプツ法技能認定習得。 ASR内部監査員修了。JUSE QCサークル指導士資格認定。 <会員> 日本インダストリアルエンジニアリング協会。日本オペレーションズ・リサーチ学会。 日本機械学会。日本企画計画学会。 <主な著書> 「国際品質保証協会機関紙15、17巻」、「(財)企業活動研究所活動集5〜11期」共著。
60,480円(税込)
【日程】品質管理専門コース(QC検定2級程度)(コード:KHN2)