内部監査を実施する目的は、組織の業務(QMS)の評価作業を通じて、発見した“不適合”の是正処置を実施させること、発見した“改善すべきところ(改善の機会)”の、予防処置または業務の質の向上を要求し、組織のQMSの改善を支援することです。このような、重要な役割を持つ内部監査を効果的な活動にするためには、力量のある内部監査員が必須です。
本コースは、内部監査を効果的に実施するための内部監査員の養成コースです。内部監査員に必須な、QMSの原理・原則、ISO9001の要求事項の理解、ISO19011の監査技法の基礎を学び、監査に必要な「チェックリストの作成」「現地調査の技法」「是正処置の評価」などの技術を演習問題で学習します。そして、総合的な組織の品質問題を抽出する力量を養います。他の研修機関と異なり、内部監査の実行に役立つ力量を身につけるコースです。 |