ISO14001の1次改定で、ライフサイクルにおける間接環境影響を考慮する動きが活発化されつつある。そのライフサイクル(資源採掘→原料調達→材料加工→製品製造→流通・販売→利用消費→廃棄・・・リサイクル)の各段階において定義された商品の目的・境界を明確化して、資源やエネルギーの枯渇への影響、と様々な排出物定量的に把握(インベントリ分析)し、それらの環境の影響を把握(環境影響)し、目的に適合した部分の解釈をし、公表する。LCAの結果は、新商品化、工程改善化され、「環境報告書」、「サスティナブル・レポート」又は「CSRレポート」として環境コミュニケーションを通じ公表され、企業の格付けなどの一助とされている。環境配慮型商品にLCAを活用しようと考えられている企業の設計者、環境管理部門の方などにお勧めいたします。
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