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講師よりご挨拶

プライバシーマークの基本と内部監査の実践コース

下西 幾二


プライバシーマークの内部監査員養成コース(PIAコース)を2004年に開始し、2014年に現在の「プライバシーマークの基本と内部監査の実践コース」に名称変更しました。皆様に最新情報をご提供することにより、長期間にわたり好評を得ています。

2017年5月30日の改正個人情報保護法の全面施行、続いて2017年12月20日JISQ15001:2017の公示により、プライバシーマーク制度は大きな節目を迎えることになりました。

内部監査を担当する監査責任者及び内部監査員は、プライバシーマークの基本事項を理解していなければ有効な内部監査を実施することはできません。コースの前半では、プライバシーマークの基礎(特に、2017版JISの差分)を重点的に解説いたしますので、内部監査員はもとより個人情報保護管理者の方にも有益です。

最近、多くの事業者が文書審査や現地審査の段階で内部監査に関して不適合の指摘を受けています。その理由は、プライバシーマーク制度は、ISO9001、ISO14001、ISO27001などのマネジメントシステムと異なり、事業者全体で実施することが前提となっているため、内部監査の実施手順に関して格別の注意が必要なのですが、これが十分に浸透していないのが現状です。

本コースでは、ISO19011(マネジメントシステムの監査の指針)をベースとして、これまで内部監査等の実施経験のない事業者の監査責任者あるいは監査担当者の方々に理解いただけるよう考慮し、内部監査の仕組み、監査の手法、特に、前記のプライバシーマーク特有の内部監査の実施手順、不適合の抽出方法などについて、事例演習をまじえながら易しく解説いたします。









プライバシーマークの基本と内部監査の実践コース

薮田 勝

(財)日本情報処理開発協会が認定するプライバシーマークを取得する際、内部監査を実施した証拠(記録)及び使用したチェックリストの提出を要求される事は御存知のことと思います。審査を申請する上でもっとも頭を痛められるのはこの内部監査ではないでしょうか? また、自社のコンプライアンス・プログラムをスパイラルアップする上でも内部監査は避けて通れませんしその内容、質の良否がスパイラルアップにストーレートに結びつくこととなります。内部監査というけど、どうやってやれば良いのか分からない等々、ご担当される方は少なからず悩んでおられるのではないでしょうか。

本コースではISO19011(マネジメントシステムの監査の指針)をベースとして、これまで内部監査等を行ったことのない企業の監査責任者あるいは監査担当者の方々を対象として内部監査の仕組み、監査の手法、特にチェックリストの作成の仕方および、不適合抽出、報告書等の書き方などの演習をまじえながら解説し、1日という短時間の中で内部監査にまつわる基本的事項を修得していただきます。企業内で有効な内部監査の実施のため是非ご参加ください。

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