社会的責任(SR)に関する国際規格を策定中のISO/TMB/WG on SRにおいて、規格の具体的作成を担当する三つのタスクグループ(規格策定グループ)のコンビナ、幹事などの陣容が正式に決定した。規格策定グループは、2005年9月に開催されたバンコク総会で設置されていたが、各グループのリーダーシップが決定したことで、規格策定作業は本格的に始動することとなる。
規格策定グループは、TG4(適用範囲、SRの文脈及びSRの原則)、TG5(核となるSRの主題・課題に関するガイダンス)、TG6(SRの実施に関する組織のガイダンス)で構成され、今回、各コンビナ、共同コンビナ、そして幹事が決定した。ISO/TMB/WG on SRではマルチステークホルダーの参画による規格作成を進めているが、各コンビナ、幹事も先進国と途上国のバランスをとり配置していることが特徴的である。各リーダーシップは以下のとおり。