2005年3月号 特集 ISO9001:2000 効果的な内部監査がシステムを活かす ISO9001:2000の有効性のある活用のためには内部監査が重要なポイントとなる。特にQMSを有効に機能させるためには、より目的を明確にし、問題点を浮き彫りにできる内部監査が必要となるだろう。しかし、多くの企業では内部監査が形骸化し、QMSの有効性に役立っているとはいい難い。JAB/ISO9001公開討論会でも連続して内部監査をテーマに取り上げているように、各企業にとってはいまだ悩みどころのようである。 そこで今月の特集は、QMSを有効に機能させ、目的・目標達成のために役立つ内部監査の考え方と具体的方法について解説、事例を中心に特集する。
■ISO9001を有効活用する内部監査 株式会社ケイ・シー・シー 取締役・企画総括担当 上月 宏司氏 ■目的・目標を達成する内部監査の方法 コンサルティングオフィス おくじょう 代表 奥城 昭一郎氏 ■内部監査事例 日本電気株式会社(NEC) CS品質推進部 グループマネージャー 横山 弘士氏 日本電気株式会社(NEC) CS品質推進部 エキスパート 時田 潤氏 ■審査登録機関に聞く 株式会社トーマツ審査評価機構 代表取締役社長 稲永 弘氏 株式会社トーマツ審査評価機構 品質審査部マネジャー 栖原 信幸氏 ■第20回 「四つの視点」(審査機関、審査員研修機関、コンサルタント、NPO) 今月のテーマ 『ISO14001:2004移行のポイント』 1.(財)電気安全環境研究所 主任審査員 佐藤 公平氏 2.(社)日本能率協会 ISO・マネジメントシステム事業部長 中川 優氏 3.(株)エコ・サイエンス 代表取締役 高橋 邦雄氏 4.NPO セルフデクル 理事長 清水 博氏 ■連載 第22回 Ver.0からの出発―ISOを切り拓いた人たち― 財団法人 日本品質保証機構 マネジメントシステム部門 企画センター 企画部 特別参与/環境ISOシステムサポート研究所 所長 市川 昌彦氏 ■Topics JAB環境ISO大会レポート ―環境ISO日本の主張とビジョン― ■連載 第2回 ISOと経営 2重システムに見るISOのマネジメント規格としての問題点 三優ビーディーオーコンサルティング株式会社 代表取締役 長山 宏氏 ■連載 リレー随筆 〜品質編〜 「計測機器管理はコストダウンがキーポイント」 デット ノルスケ ベリタス エーエス DNV認証事業 日本支社 北九州事務所長 川崎 将一氏 ■連載 リレー随筆 〜環境編〜 「地球環境保全と企業の社会的責任を考える」 中島 恵理氏 ■連載 第5回 「食品安全マネジメントシステムとは何か」 ―各原則/規格の概要― フーズ・コミュニケーションズ 代表 西浦 孝輝氏 ■連載 第5回 「組織における情報セキュリティの意義」 ―ISMS構築のポイント2― 株式会社 日本情報セキュリティ認証機構(JACO-IS) IS認証部長 片山 博氏 ■連載 マネジメントシステム導入「コンサルティングの事例から」 株式会社 日本コンサルタントグループ・建設産業システム研究所 志村 満氏 ■ISO取得最新動向 日鉄環境プラントサービス株式会社―ISO9001/ISO14001統合システム事例― 技術部長 永井 博氏 ■連載 ISO9001:2000 ミニQ&A ■連載 質素9001 〜あるいはネコ好きのためのISO入門〜 ■JAB ニュース/NEWS ■ISO9000/14000 1月の認証実績 ■アセスメント協会活動報告