TOP PAGE > 研修・セミナー > 生産・管理技術研修コース > ムダ取りIE実践コース(コード:KMJ)
仕事における問題解決を行うときのツールの1つとして管理技術がある。本講座では管理技術の中でも、仕事の設計、改善、確立をねらいとしているIE(インダストリアルエンジニアリング)の種々の分析手法を学ぶことを目的としている。 講義では、「ムダ取りIE基礎コース(コースコード:KMD)」での内容の一部を復習してから個別の分析手法について説明する。はじめにプロセス全体を俯瞰する「工程分析」について学ぶ。次にプロセスの時間を把握する「時間分析」さらに、仕事のシステムの稼働状況の把握を行う「稼働分析」について学ぶ。これらの分析結果を用いて標準時間を設定する方法を示す。 最後に、モノの流れを量としてとらえる分析手法について説明する。できるだけ簡単な事例を用いて演習を行いながら講義を進める。
IEの考え方と分析手法:IEのねらいとそのねらいを達成するための分析手法の位置づけを知る。
時間分析の考え方と手順:工程分析より細かい要素作業に分け、その時間を求める手法を示す。
4. 稼働分析の基礎
稼働分析の考え方と手順:機械や作業者を対象としてその稼働状況を把握する手法を示す。
5. 標準時間の考え方
標準時間の考え方:職場で用いられている標準時間が正しく設定されていることを考える。
6. モノの流れの分析基礎
モノの流れのとらえ方と手順:モノの流れを物量に着目した手法と正しく捉えるための考え方を示す。
慶應義塾大学大学院 工学研究科博士課程単位取得退学。管理工学専攻。
1984年
成蹊大学工学部助手。経営工学科。主な業務内容は、経営工学に関連した実験、講義の一部を担当。
1986年
成蹊大学工学部専任講師。主な業務内容は、IE、ORに関連した講義、実験を担当。
1987年
1994年
2005年
2015年
2016年
<会員・資格> 日本経営工学会会員、日本機械学会会員、情報処理学会会員、日本品質管理学会会員、日本設備管理学会会員、経営情報学会会員、日本インダストリアルエンジニアリング協会会員、日本ロジスティクスシステム協会会員(理事)、工学博士(慶応義塾大学、1986年) <主な著書> 渡邉一衛監修中央職業能力開発協会編「ビジネスキャリア検定試験標テキスト生産管理(全8冊、社会保険研究所)」。 中村昌弘・渡邉一衛「グローバル生産の究極形」日経BP社。技術情報協会編「改善・提案活動の実践ノウハウ集」技術情報協会一部執筆。日本シミュレーション学会編「シミュレーション辞典」コロナ社一部執筆。他多数。
36,720円(税込)
33,048円(税込)
【日程】ムダ取りIE実践コース(コード:KMJ)
2019年7月18日(木)