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会社概要

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経営理念

会社の成長発展を通して、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献します。


経営方針

私たちは、
1. 人間性、能力の向上に努め、常に改善を心がけ質の高い仕事をします。
2. 社会に貢献できる健全なる組織体として事業の継続的発展に努めます。
3. 法規制を順守し、社会機関、人的機関、経済機関としての役割を担います。


【当社の経営理念・経営方針の解説】
当社の経営理念は、文字通り、全従業員の物心両面の幸福を追求するとともに、併せて人類社会への貢献をしていくことであります。従業員の幸福とは、人間の本能を充足するための物質的・金銭的欲望の充足の追求だけで達成することはできません。経営陣、従業員共に心の成長が伴って初めてよい結果となるはずです。人生を幸せに豊かに生きるために努力していく過程を通して精進し、仕事を通して人間として成長することで実感できるようになることが大切です。

社会への貢献の先ず第一歩としては、法人として従業員として、公明正大な利益を追求し国家・社会の財源の根源である税金を納めることができることです。教育・勤労・納税は日本人としての三大義務といわれます。この国民としての義務を常に果たすことが社会貢献そのものでもありますが、それ以外の社会貢献活動に寄与することができるような知力・体力のある法人・個人を目指しています。全社員が日々切磋琢磨し人間性・能力の向上に努めて仕事の成果をあげ続けていくことで、会社の持続的成長・発展が可能となり、私たちの経営理念を持続的に達成することが可能となります。

私は、幸運にも縁あって、盛和塾の稲盛塾長を「人生の師」として、「平成の経営の神様」として、「北辰的存在」として持つことが出来ました。不肖塾生ではありますが、及ばずながら畏敬の念を持って勉強させていただいております。稲盛氏は、人生の成功の方程式として、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の簡単な誰にもわかるような一次方程式で表現しています。私たち経営陣をはじめとして、全従業員は、この方程式の答えの数値が今日より明日、明日より明後日とだんだん高くしていくことです。これについてもう少し詳しく説明します。

【人生・仕事の結果の方程式】
稲盛和夫氏は、彼の人生成功体験から「考え方を変えれば人生は180度変わる」といっており、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式で表現しております。つまり、人生や仕事の結果は、これらの要素の足し算ではなく、掛け算によって得られるものとしています。わかりやすくするために、考え方をマイナス10からプラス10の範囲で評価し、熱意と能力をそれぞれ0から10点として説明します。考え方がプラス10点で熱意と能力も10点であれば、掛け算ですから合計点は、10×10×10でプラス1000点となり、歴史上偉大な大成功者となりえるでしょう。また、考え方がマイナス10であれば、最悪のマイナス1000点となります。極端な場合、どんなに熱意と能力が高くても、考え方がマイナスであれば、歴史上の大悪人となってしまうでしょう。このように考えると熱意、能力が高くても考え方がマイナスサイドにあれば、人生はマイナスに働き、決して恵まれた人生を歩むことはなく、幸福を勝ち得るには程遠い人生を歩むことになります。したがって考え方がプラスであることが絶対条件であります。

考え方のプラスとは良い心を持つことであり、マイナスは悪い心を持つことです。プラスの例として、常に前向きで建設的であること、感謝の心を持ち、皆と一緒に歩もうとする協調性を有していること、明るく肯定的であること、善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること、努力を惜しまないこと、足るを知り、利己的でなく強欲ではないことなどです。これらは道徳律や倫理観のようなものでもありますが、これが備わった人格を形成していくにはたゆまない精進が必要であります。表面的な知識としてではなく胆識(血肉となり自身に備わっていること)として持つことでプラスのポイントを高くすることができます。明治時代、北海道開拓のため札幌の農学校の初代校長としてアメリカからやってきたクラーク博士は、退任するとき、私のような老人でさえもっているのだからまして君たち若者は、大志を抱け(Boys, be ambitious like this old man)と日本の学生を鼓舞しました。このようにプラスの大きな夢や希望と大きな志、目標を立て、達成に向けて誰にも負けない努力をしていくことで大成していきます。この方程式は、掛け算ですから、能力が普通であっても、あるいは少々劣っていたとしても、人生や仕事に燃えるような情熱・熱意を持ってことにあたれば、その要素を補完し、良い成果を挙げることができます。先義後利といって儲けは後からついてくるといわれるように、継続的に努力すれば結果は後からついてくるものです。先天的に能力がいくら高くても、熱意(努力や実行力)が低ければ、期待される成果を挙げることなく、俗に言われる期待はずれの人間になってしまいます。

日々の仕事に熱意を持って精魂こめて一生懸命努力してきた人や、ひとつのことに打ち込み成し遂げた方々の講演、テレビ、インタービュー記事などを読むと、心の琴線に触れ感動を引き起こします。このことからもわかるように、一生懸命努力し仕事に励むことは日々の精進につながり、おのずと魂が磨かれ人格が形成されることにつながっていきます。今から2500年前に孔子は、このようなことを「道は人に遠からず」といって教えています。このようなことは、一朝一夕に出来るものではなく、繰り返し、繰り返し行うことで顕在意識から潜在意識に到達し、即ち、習い性になり、成就できるようになります。熱き思いがあって物事は成就します。また、継続は力なりといわれるように努力し続けることで能力も向上し力量となって身についてきます。経営者と従業員が共に成長し、人間性の向上に努めることが幸福な人生につながります。

【わが社の朝礼】
経営理念と経営方針の唱和です。人生、1日1日を大切に積み重ねることです。今日1日、何のために生きるかを確認し、感謝の気持ちを以って仕事に打ち込むために朝礼を行います。

【わが社の終礼】
三省の唱和です。今日1日無事に終えたことに感謝し、明日への鋭気を養うために終礼をします。

【三省】
ひとつ!わが社の業績を高めること、
ひとつ!わが社の信用を高めること、
ひとつ!教え学びあうことが出来ただろうか。
備考:「三省」とは論語にある「われ一日に三度わが身を振り返る」(今から2500年前孔子の弟子である曹子の言葉)に由来するといわれています。

【経営のための社長の座右の銘(5つの経営の羅針盤)】
1. 為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは、人の為さぬなりけり。新しい計画の成就は、只、不屈不撓の一心にあり、さらば、ひたむきに、只、想え、気高く、強く、一筋に。
2. 最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。
3. 税金は経営の経費と考えよ。
4. 大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり(かわいい子には旅をさせよ)。
5. 心を高め、経営を伸ばす(経営の原点12か条)
(1) 事業の目的、意義を明確にする。
(2) 具体的な目標を立てる。
(3) 強烈な願望を心に抱く。
(4) 誰にも負けない努力をする。
(5) 売上げは、最大限に、経費は最小限に。
(6) 値決めは経営。
(7) 経営は強い意志で決まる。
(8) 燃える闘魂。
(9) 勇気を持って事に当たる。
(10) 常に創造的な仕事を行う。
(11) 思いやりの心で誠実に。
(12) 常に明るく前向きで、夢と希望を抱いて率直な心で経営する。

【人生のための座右の銘(10の心の羅針盤)】
1. 学びて時に之を習う。また、悦ばしからずや。朋あり遠方よりきたる。また、楽しからずや。ふるきをたずねてあたらしきを知れば、以って、師となるべし。
2. それ恕か。己の欲さざるところ、人に施すことなかれ。
3. 学びて思わざれば、即ちくらし。思うて、学ばざれば、即ちあやうし。
4. 徳は、孤ならず。必ず隣あり。
5. 道は人に遠からず。
6. 直きを以って怨みに報い、徳を以って徳に報う。
7. 青春とは心の若さである。信念と希望にあふれる勇気に満ちて日に新たなる活動をする限り青春は永遠にその人のものである。
8. 小にして学べば、即ち壮にしてなすことあり、壮にして学べば、即ち老いて衰えず、老いて学べば、即ち死して朽ちず。
9. 死は生命にとって最高の発明であり、古きものを取り除き新しいものに道を開く変化の媒体なのです。
10. 魔訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃーはーらーみたしんぎょう)(266字)

 

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