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ISO最新情報

いよいよ、2015年9月にISO14001、ISO9001が改正されます。
規格改正までのカウントダウンスケジュールをご紹介します。(2015.4.30)

 

ISO14001は本年2月の東京会議の後、4月のロンドン会議でも作業が行われることになったため、当初の予定より少し延びましたが、2015年9月に改正される予定です。また、ISO9001は当初の予定どおり2015年9月に改正される予定です。

<ISO14001:2015改正スケジュール>
2015年6〜7月/FDIS(最終国際規格案)発行、2ヶ月間投票開始
2015年9月/ISO14001:2015発行
2015年11〜12月/JIS Q 14001:2015発行

なお、グローバルテクノでは2015年版への移行対応セミナーを順次開講します。まずは、2015年6月に『FDIS 14001改正解説講演会(東京)』を開催予定。続いて、管理責任者・推進者向けコース、内部監査員移行対応コース、環境マニュアル・文書改訂対応コースなどを予定しています。

<ISO9001:2015改正スケジュール>
2015年7月/FDIS(最終国際規格案)発行、2ヶ月間投票開始
2015年9月/ISO9001:2015発行
2015年12月下旬/JIS Q 9001:2015発行

今後開講のコースは、2015年7月28日(火)に『FDIS 9001:2015改正解説コース(1日、東京)』を予定。同コースの大阪開催を7月29日(水)に予定。続いて、管理責任者・推進者向けコース、内部監査員移行対応コース、品質マニュアル・文書改訂対応コースなどを予定しています。

なお、ISO9001、ISO14001ともに、2015版が発行されてから3年間の「移行期間」が設けられていますので、2016年1月〜2017年迄は、現行のISO9001:2008、ISO14001:2004規格に対応した「入門コース」、「内部監査員養成コース」も並行して開催する予定です。2015年版の新規格への対応については、ISO・JIS発行後の関連文書の見直し・更新、内部監査員・従業員の移行教育、認証機関による移行審査の実施時期などを考慮しながら、3年間の移行期間(2018年7〜8月迄)のうちに対応が完了するように、無理のないご計画を!

〜text by 研修部 萬木 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.49より〜

IAFガイダンス 「ISO14001:2015への移行計画の指針」(2015.3.31)

 

2015年2月27日付で、IAFより「ISO14001:2015への移行計画の指針(IAF ID 10:2015 )」が発行され、日本適合性認定協会(JAB)が参考訳を公開しました(http://www.jab.or.jp/news/2015/030300.html)。

昨年IAF総会にて承認されたとおり、ISO14001:2015への移行期間はIS発行から3年です。2004年版の認証は移行期間終了と同時に無効となります。移行審査はサーベイランス、再認証審査、あるいは特別審査で実施することができます。また、認証機関は要請があれば、顧客のシステムとDISのギャップ分析実施を開始することができますので、今後の移行計画について認証機関とよくご相談されることをお勧めします。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.48より〜

ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム規格)、DIS発行は11月か?(2015.3.31)

 

以前お伝えしたとおり、トリニダード・トバコ会合ではCDへのコメント処理が完了し、内容は大幅に修正されCD2が起草されました。次回の会合は7月開催を予定されており、CD2コメント処理を行った後、11月ごろDIS発行の予定です。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.48より〜

改正ISO14001、9月に発行延期!−TC207/SC1/WG5東京会合、最終合意ならず−(2015.2.26)

 

2015年2月2日〜7日にかけ、改正ISO14001に関わるTC207/SC1/WG5東京会合が開催されました。東京会合はDISコメント処理及びFDIS起草を目的としたISO14001改正作業の最終会合と位置づけられていましたが、DISコメント処理が完了せず、再度4月にロンドン会合が開催されることとなりました。これにより、本年6〜7月発行予定だった改正ISO14001は9月発行となる可能性が高くなりました。

東京会合では、箇条4及び箇条6に対するコメント処理のみ完了し、その他はロンドン会合にて処理される予定です。東京会合時点でのDISからの変更点は、「脅威と機会に関連するリスク」が「リスク及び機会」となり、共通テキストと同じ文言に戻されています。また定義も見直され、「リスク及び機会」として「潜在的な有害な影響(脅威)及び潜在的な有益な影響(機会)(仮訳)」となっています。今後のスケジュールは、2015年5〜6月にFDIS、9月にIS発行、11〜12月にJIS公示となっています。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.47より〜

FDIS(最終国際規格案)発行間近〜ISO9001が最終段階に進みました(2015.2.26)

 

2015年9月に改正される予定のISO9001は、2月17日にステージ「40.99」(DISのFDISとしての登録を承認)に進みました。
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=62085

DIS(国際規格原案)のコメントに対する審議、FDISの作成作業が完了したことで、まもなくFDIS(最終国際規格案)が登録、発行される見通しです。この後、次のステージを経て、7月にはFDIS投票が開始され、9月には予定通りISO9001:2015が発行される見通しです。

50.00 正式承認のためにFDIS登録
50.20 FDIS投票の開始
50.60 投票の終了
50.92 FDISをTC又はSCに差し戻し(否決された場合のみ)
50.98 プロジェクトの削除
50.99 FDISの発行を承認
60.00 ISの発行段階
60.60 ISの発行

<2015年版への移行について>
ISO9001:2015には3年間の移行期間が設けられていますので、2015年9月に改正されれば、2018年9月までに2015年版への対応を完了させる必要があります。DISからFDISへの変更も見込まれることから、DISの要求事項に基づいて組織のQMSの見直しや品質マニュアルの改訂を進めるのは「時期尚早」かもしれませんのでご留意ください。なお、ISO9001の2015年版では「品質マニュアル」の要求事項はなくなる予定です!

また、IAF(国際認定フォーラム)が発行した「ISO9001:2015への移行計画の指針」では、ISO9001規格の使用者(認証取得組織)に対して次の5つの活動を行うことが推奨されています。

1:新しい要求事項満たすために必要なギャップの特定
2:実行計画の策定
3:要員に対する研修
4:QMSの更新と有効性の検証
5:(該当する場合)認証機関と移行の手配のための連絡をとること

一方で、「DIS段階で準備を行う一方で、FDISが発行され技術的な内容が決定されるまで、大きな変更は実施すべきではない」と書かれています。詳しくは公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)の参考訳をご覧ください。

☆『「IAF参考文書 ISO 9001:2015への移行計画の指針」参考訳の公表』
http://www.jab.or.jp/news/2015/012200.html

〜text by 研修部 萬木 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.47より〜

ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム規格)、CD2へ(2015.2.26)

 

2015年1月19日〜24日にかけ、ISO45001作成を進めているISO/PC283トリニダード・トバコ会合が開催されました。ISO/CD45001は否決され、CD2への移行することになっていますが、トリニダード・トバコ会合ではCDへのコメント処理が完了し、内容は大幅に修正されCD2が起草されたとのことです。3月中にはメンバーに回付される予定です。次回の会合は7月開催を予定されており、CD2投票が可決されればDISへと移行することになります。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.47より〜

「IRCA認定 食品安全マネジメント審査員研修コース」の筆記試験問題、試験要領が4月から変わります!(2015.2.26)

 

2015年4月より、IRCA筆記試験時の持込資料が規格(ISO22000:2005)のみとなります(2015年3月までは、コーステキスト、規格、コース中に作成したノートを持込可)。2015年4月以降に受講をお考えの皆様には、何卒ご承知おきいただけますようお願い申し上げます。

メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.47より〜

ISO14001改正東京会合でカーボンオフセットを活用(2015.1.29)

 

2015年2月2日〜7日に開催されるISO/TC207/SC1/WG5東京会合では、会合に係るCO2排出量を排出削減・吸収クレジットで償却及び無効化移転することによってカーボンオフセット(※)を実施しました。オフセットする排出削減・吸収クレジットについては、福島県のプロジェクトによる排出削減・吸収クレジットを購入し、被災地復興支援に向けても貢献します。

東京会合は東京大学で開催され、日本を含む23カ国から代表者47人が参加します。オフセット対象は会期中に会議会場で使用する電力、海外委員の往復の飛行機などにかかる排出量で総量は約118トン。排出権は喜多方市森林整備加速化プロジェクトによる吸収クレジット(J-VER)、フクシマフーズ(福島県伊達郡桑折町)の食品工場によるボイラーの更新による排出削減クレジット(国内クレジット)から調達します。

今回のカーボンオフセット実施は、経済産業省のJ-クレジット等活用推進事業を活用し、カーボンフリーコンサルティング(横浜市中区)がCO2排出量の確認と、J-VER及び国内クレジットの使用(償却確認)手続きを行うことで成立しました。東京会合はDISコメント検討とFDIS起草を目的とし、ISO14001改正作業を行ってきたWG5としては最終会合になる予定です。

※カーボンオフセット:自らの活動に対する温室効果ガス排出量を把握し、できるだけ排出量の削減努力を行ったうえで、どうしても削減できない量の全部又は一部を他の場所での排出削減・吸収量(クレジット)で相殺(オフセット)することをいいます。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.46より〜

JAB、「IAF参考文書 ISO9001:2015への移行計画の指針」の参考訳を公表(2015.1.29)

 

2015年1月12日付で、IAF(国際認定フォーラム)より、「IAF参考文書ISO9001:2015への移行計画の指針(IAF ID 9:2015)」が発行されました。その発行を受け、JAB(公益財団法人日本適合性認定協会)は、1月22日付で参考訳を公表しました。詳しくは下記のJABホームページをご覧ください。なおJABでは、ISO9001/14001:2015への認証・認定の移行要領を、近日公表する予定とのこと。

☆『「IAF参考文書 ISO 9001:2015への移行計画の指針」参考訳の公表』
http://www.jab.or.jp/news/2015/012200.html

IAF(国際認定フォーラム)とは:マネジメントシステム認証機関や製品認証機関等を認定する機関の国際組織。日本からは、JAB、JIPDEC、JASCなどがメンバー。

メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.46より〜

IRCA、審査員登録の更新サイクルを3年から5年へ変更(2015.1.29)

 

IRCAジャパンは、審査員登録の更新サイクルを3年から5年へ変更しました。それに伴い、更新手続きに関する新しい要求事項も発表されています。詳しくは下記のIRCAホームページをご覧ください。

☆『IRCA審査員登録の更新サイクルの変更及びIRCA審査員認証要求事項(IRCA/1000)の改定について』
http://www.irca.org/ja/IRCA/news/Rec_1000rev/

☆『日本語、「審査員/監査員認証要求事項」改定版の発行について』
http://www.irca.org/ja/IRCA/news/IRCA1000_JPNissued/

なお申請料等、各種料金も変更になっています。
http://www.irca.org/ja/certification/fees/

メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.46より〜

ISO/DIS 14001可決、FDISへの移行決定!(2014.12.25)

  2014年11月28日にISO/DIS 14001への投票・コメントが締め切られました。その後、12月2日に投票結果が公表され、賛成54、反対5で可決されました。したがって、改正作業はFDIS(最終国際規格案)へ移行することが決定いたしました。

FDISは2015年2月に開催される東京会合において起草されることになります。この東京会合が改正作業の最終会合となる予定です。その後、FDISは2015年4月〜5月に発行されることになっています。いよいよISO14001改正作業は最終段階を迎えました。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.45より〜

IATFは、ISO/TS16949改訂版へのISO9001:2015の取り入れを決定(2014.12.25)

  IATF(International Automotive Task Force:国際自動車タスクフォース)は、ISO/TS16949改訂版へのISO9001:2015の取り入れを決定し、ワークチームを立ち上げたことを発表しました(2014年12月5日付)。IATFとは、各国の自動車関連団体から構成されているワーキンググループ。ISO/TS16949認証制度の基本ルールもIATFが規定したものです。今回の決定が、ISO/TS16949改訂版にどのような影響を及ぼすのか注目されます。

メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.45より〜

DIS14001へ日本コメント100件提出(2014.11.28)

  ISO14001改正作業は、2014年6月に発行されたDIS(国際規格案)に対する各国からの投票・コメントが11月28日に締め切られました。日本からは「脅威と機会に関連するリスク」に関するユーザーの理解を促進するための追加情報など、約100件のコメントとともにFDISへの移行に賛成票を投じています。FDISへの移行が可決されれば、2015年2月の東京会合においてDISへのコメント審議、及びFDIS起案が行われる予定です。今後の改正スケジュールは次の通りです(作業の進捗により変更される可能性があります)。

2014年6月:DIS(国際規格原案)発行
2014年11月:DIS投票締切
2015年2月:TC207/SC1/WG5東京会合
2015年4〜5月:FDIS(最終国際規格案)発行
2015年6〜7月:ISO 14001:2015発行
2015年9月:JIS Q 14001:2015公示

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.44より〜

ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)がDIS移行を否決、CD2へ(2014.11.28)

  労働安全衛生マネジメントシステム規格「ISO45001」の開発作業は、2014年7月に発行されたCD(委員会原案)に対する各国からの投票・コメントが10月18日に締め切られました。DIS(国際規格案)への移行は投票の結果、賛成29、反対17、棄権1となり、賛成票が2/3に達しなかったため否決されました。現在のCDはDISとならず、CD2として議論が進められます。日本も約120件コメントとともに反対票を投じたとのことです。11月に予定されていたPC283ルワンダ会合はエボラ出血熱の影響を考慮して延期となったことから、現時点では規格開発スケジュールに変更はありませんが、DIS移行が否決されたことで今後の予定が変更される可能性は高くなってきました。審議の状況もISOとILOの意見対立などまだまだ課題は多いようです。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.44より〜

ISO14001改正FAQ  〜認証・審査員登録スキームはどうなる?〜(2014.10.30)

  ISO14001改正作業は、2014年6月に発行されたDIS(国際規格案)に対する各国からの投票・コメントを11月28日締切として募集中です。今後の改正スケジュールは次の通りです(作業の進捗により変更される可能性があります)。

2014年6月:DIS(国際規格原案)発行
2014年11月:DIS投票締切
2015年2月:TC207/SC1/WG5東京会合
2015年4〜5月:FDIS(最終国際規格案)発行
2015年6〜7月:ISO 14001:2015発行
2015年9月:JIS Q 14001:2015公示

さて、来年の規格改正を控え、皆様からの質問も増えてきました。そこで今月は改正ISO14001に対するFAQをまとめてみました。ご参考にどうぞ。

Q.改正版ISO14001の審査はいつから始まるのですか?
A.2004年版から改正版への移行プロセスは国際認定フォーラム(IAF)で国際ルールが定められます。今秋開催されるIAF総会で正式に承認されますが、移行期間はISO14001:2015発行から36ヶ月(3年)となる予定です。移行審査の方法についてはIAFにてガイダンス文書を作成中ですが、再認証審査やサーベイランス審査など定期審査の機会に実施することが一般的です。移行審査を急ぐ必要はありませんが、準備のためにお早めの情報収集をおすすめします。

Q.次のFDIS、そしてISは、DISからさらに大きく変わる可能性がありますか?
A.改正作業は初期のスケジュールよりも約半年遅れで進行していますが、この間、慎重に審議を重ねて合意形成し、現在のDISに至っています。そのためDIS〜FDIS〜IS段階で新規要求事項が追加されるような修正はないと思いますが、要求事項のページ数が2004年版の約2倍になっていることから、これをいかにスリム化していくかが審議のポイントになると思われます。

Q.ISO14001審査員は、改正版の審査のための教育研修が必要ですか?
A.はい。改正版は2004年版から大きく変わります。そのため当然のことながら審査員には改正版の知識が求められ、そのための教育プログラムを受ける必要があります。詳細は未定ですが、研修機関や所属の認証機関が実施する教育研修(移行研修)を受講いただくことになります。

Q.ISO14001審査員研修コースに合格していますが、まだCEARに登録していません。規格が改正されたら審査員研修コースを再受講しなければいけませんか?
A.いいえ。再受講の必要はありません。ただし、規格改正後にCEAR申請をする際には、審査員と同様に改正版の知識が求められます。その場合、上記の教育研修を受講する必要があります。なお規格改正後も移行措置として一定期間は2004年版での審査員登録も可能になると思われます。

Q.改正版対応のISO14001審査員研修コースや移行研修コースはいつから始まりますか?
A.いまのところ未定です。いずれもCEARにより詳細が決定されますが、研修機関としては早期の開始を要望しています。開始時期等は判明次第、お知らせします。

Q.ISO14001審査員研修コースを受講予定ですが、改正版対応コースになってから受けた方がいいのでしょうか。
A.一概にどちらが良いとはいえません。ただ、改正版は要求事項も増えており、2004年版から大きく改正されます。したがって、ISO14001に慣れている方は2004年版の方が受講しやすいかもしれません。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.43より〜

「IRCA認定 OHSAS18001審査員資格拡大研修コース」の試験要領が変わります!(2014.10.30)

  2015年3月より、IRCA筆記試験時の持込資料が規格(OHSAS18001)のみとなります(2015年2月までは、コーステキスト、規格、コース中に作成したノートを持込可)。2015年3月以降に受講をお考えの皆様には、何卒ご承知おきいただけますようお願い申し上げます。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.43より〜

マネジメントシステム基礎講座/共通テキスト、逐条解説 11(最終回)(2014.10.30)

 

みなさん、こんにちは!朝晩はめっきり冷え込んできました。環境省が推進しているクールビズは5月から10月末まで。11月から3月まではウォームビズに取組みましょう(4月の1ヶ月間を除いて、クールビズかウォームビズなんですね)。

今回は箇条10「改善」について、さらっと解説いたします。箇条10.1「不適合及び是正処置」では、不適合が発生した場合に次の事項を実施することが要求されています。

a)不適合に対処する(不適合を管理し修正するための処置をとる、不適合によって生じた結果に対処するなど)。
b)不適合が再発したり他所で発生しないようにするために、不適合の原因を除去するための処置の必要性を評価する(不適合をレビューし、原因を明確にし、類似の不適合が存在したり発生する可能性があるかどうか明確にする)。
c)必要な処置を実施する。
d)実施された是正処置の有効性をレビューする。
e)必要に応じてXXXマネジメントシステムを変更する。

また、不適合とそれに対する是正処置に関する「文書化した情報」も要求されています。なお、DIS9001では、箇条10.1「一般」として、改善の機会を決定し、顧客満足を向上させるために必要な処置を実施するという要求事項が追加され、「不適合及び是正処置」が箇条10.2に繰り下げられています。

箇条10.2「継続的改善」では、XXXマネジメントシステムの適切性、妥当性、有効性を継続的に改善することが要求されています。DIS9001では分析・評価、マネジメントレビューからのアウトプットを考慮することや、パフォーマンスが期待を下回った場合には原因を調査し継続的改善を支援するために適切なツールや方法論を用いることが求められています。DIS14001では「環境パフォーマンスを向上させるために」という節が追加され、継続的改善の目的が強調されています。

さて、約1年間にわたる「共通テキスト 逐条解説」も今回で終了です。次回より、2014年5月に発行された国際規格原案DIS9001逐条解説をスタートします。

−補足−
統合版ISO補足指針の附属書(Annex SL)に収録されている「共通テキスト」は、日本規格協会の「マネジメントシステム規格の整合化動向」のwebページ(http://www.jsa.or.jp/stdz/mngment/mngment03.asp)で公開されています。このページの「ISO MSS上位構造、共通テキスト及び共通用語・定義(英和)」をクリックすると、対訳資料を閲覧できます。この連載とあわせて、ぜひ原文もお読みになることをお薦めします。

〜text by 研修部 萬木 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.43より〜

JRCA、「食品安全マネジメントシステム(FSMS)審査員」認証開始を発表(2014.10.30)

  JRCA(一般財団法人日本規格協会 マネジメントシステム審査員評価登録センター)は、2015年3月末を目途に、JFARB(一般財団法人食品産業センター 日本食品安全マネジメントシステム評価登録機関)から、FSMS審査員評価登録事業の移管を受け、事業を継承することを発表しました。なお、制度の詳細と申請手続方法等については、11月中旬を目途に公開する予定とのこと。また、現在JFARBにご登録されている審査員の皆様には負担のないように努めていくとのこと。

メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.43より〜

国連気候サミット開幕! −2015年「ポスト京都議定書」合意に向け加速を期待−(2014.9.30)

  9月23日、潘基文国連事務総長のイニシアチブにより国連気候サミットがニューヨーク・国連本部で開催されました。オバマ米大統領、張高麗中国副首相をはじめ、計178か国・地域の首脳及び閣僚が参加しました。日本からは安倍総理が出席し、地球温暖化対策に関する日本の新たな行動として、「途上国支援」、「技術革新と普及」、「国際枠組みへの貢献」について紹介しました。

地球温暖化問題に関しては、2015年にパリで開催されるCOP21において新たな国際枠組みを採択することが予定されている中、首脳だけで120カ国以上が参加し、新たな枠組みの構築に向けた各国の政治的意思が首脳レベルで確認されたことになります。

特にオバマ米大統領は張中国副首相と協議し、「我々は世界の2大経済・排出国として取り組みを主導する特別な責任がある」と呼びかけたと表明。来年末の新枠組みの合意に向け意欲を示し、1997年の京都議定書で温暖化ガスの削減義務を負わなかった米中が、新枠組みでは主要な役割を果たす必要があるとの認識を示しました。

一方、張中国副首相も「国際社会の義務を踏まえ積極的な責任を果たしていく」と前向きな姿勢を示し、2020年以降の温暖化ガス排出削減目標について、主要国と同じく総排出量の削減目標を策定する可能性を示唆。削減案を2015年3月末までに発表する方針を示しました。

地球温暖化に起因するとされる自然災害が世界中で猛威を振るう中、2015年のCOP21で合意を目指す「ポスト京都議定書」には大きな期待が集まっています。今サミットが温暖化対策の強化と国際交渉の加速化につながることを祈念してやみません。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.42より〜

改正労働安全衛生法で事業所のストレスチェックを義務化 −5分でできる職場のストレスチェック−(2014.9.30)

 

以前お伝えしましたとおり、6月に改正労働安全衛生法(以下、改正労安法)が公布されました。今回は、改正労安法の中から「ストレスチェック制度」についてご紹介します。

2013年国内の自殺者数は27,283人であり3万人を下回りましたが、依然高水準で推移しています。しかも働き盛り世代の死因として20〜30代で1位、40代で2位に自殺があげられています(警察庁「自殺統計」、厚生労働省「人口動態統計」より)。

特に労働者が職場から受けるストレスは高い状況で推移しており、精神障害の労災認定件数は2011年で308件、2012年で475件、2013年で436件と、こちらも高水準となっています(厚生労働省「脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況」より)。

改正労安法では、労働者の心理的な負担の程度を把握するための、従業員50人以上の事業者に対して医師、保健師等による検査(ストレスチェック)の実施を義務づけました(2015年12月1日施行。従業員50人未満の事業場については当分の間努力義務)。

ストレスチェックを実施した場合には、事業者は、検査結果を通知された労働者の希望に応じて医師による面接指導を実施し、その結果、医師の意見を聴いた上で、必要な場合には、作業の転換、労働時間の短縮その他の適切な就業上の措置を講じなければならないことになります。

ストレスチェック制度は、労働者のストレスの程度を把握することにより、労働者自身のストレスへの気付きを促すとともに、職場改善につなげていく一次予防を主な目的とした制度です(精神疾患かどうかを把握する検査内容とすることは想定していません)。

厚生労働省では、「職業性ストレス簡易調査票」に基づく「5分でできる職場のストレスチェック」を公開しています。職場や作業グループなどの集団を対象として仕事上の心理的なストレス要因を評価し、それが従業員のストレス反応や健康にどの程度影響を与えているかを判定するための簡便な方法です。ぜひ一度、お試しください(http://kokoro.mhlw.go.jp/check/)厚生労働省「5分でできる職場のストレスチェック」)。

〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.42より〜

マネジメントシステム基礎講座/共通テキスト、逐条解説 10 (2014.9.30)

 

今回は箇条9「パフォーマンス評価」(後半)について、さらっと解説いたします。箇条9.3「マネジメントレビュー」では、マネジメントシステムが適切・妥当・有効である状態を保つために、トップマネジメントがあらかじめ定められた間隔でマネジメントレビューを実施することが要求されています。また、マネジメントレビューでは次の事項を考慮することが求められています。

a) 前回までのマネジメントレビューの結果とられた処置の状況
b) XXXマネジメントシステムに関連する外部・内部の課題の変化
c) 不適合・是正処置、監視・測定の結果、監査結果などに関する傾向及びXXXパフォーマンスの情報
d) 継続的改善の機会

さらに、継続的改善の機会及びXXXマネジメントシステムの変更の必要性に関する決定をマネジメントレビューのアウトプットに含めること、マネジメントレビューの結果に関する文書化した情報を保持することが要求されています。

マネジメントレビューで考慮すべき事項として、ISO/DIS9001では顧客満足、外部提供者・利害関係者に関する課題、リスク及び機会に取り組むためにとった処置の有効性などが追加されています。ISO/DIS14001では外部・内部の課題、順守義務、リスク及び機会などの変化、環境パフォーマンスに関する情報、外部の利害関係者からのコミュニケーションなどが追加されています。

マネジメントレビューを実施する時期やタイミングは「あらかじめ定められた間隔で」(at planned intervals)なので、「定期的」、「一定間隔」で実施するとは限りません。事業年度の区切りや繁忙期、内部・外部監査のタイミングなどを考慮して決めておけばよいでしょう。

ちなみに来年1月からの年間計画を策定するために12月末に会議を開いていては間に合わないでしょうから「来年のことを言うと鬼が笑う」という格言はこの際気にせずに「あとの祭り」(手遅れ)にならないように余裕を持って計画を立てておきましょう。

9月といえば秋祭り!毎年、グローバルテクノ中野研修センターの真ん前を神輿が通ります。今年は神輿の担ぎ手が足りないというので、近所の木村夫婦に誘われて打越天神北野神社の神輿を担がせていただきました。中野駅の北口に4基の神輿が集まり、中野サンモール商店街のアーケードを通って早稲田通りを練り歩きました。各所の休憩所ではお酒、料理が振る舞われ食べ放題&飲み放題。心なしか五十肩が改善されたような気がします。「写真で見るグローバルテクノ (http://www.gtc.co.jp/prof/nakanokenshucenter.html)」に写真を載せていますので、ご覧ください!

実りの秋、食欲の秋、健康の秋を安全に楽しく過ごしましょう。次回は、箇条10「改善」について、さらっと解説します。

−補足−
統合版ISO補足指針の附属書(Annex SL)に収録されている「共通テキスト」は、日本規格協会の「マネジメントシステム規格の整合化動向」のwebページ(http://www.jsa.or.jp/stdz/mngment/mngment03.asp)で公開されています。このページの「ISO MSS上位構造、共通テキスト及び共通用語・定義(英和)」をクリックすると、対訳資料を閲覧できます。この連載とあわせて、ぜひ原文もお読みになることをお薦めします。

〜text by 研修部 萬木 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.42より〜

JAB、ISOマネジメントシステム有効活用の表彰制度をスタート(2014.9.30)

 

JAB(公益財団法人 日本適合性認定協会)は、ISOマネジメントシステム有効活用の表彰制度、「JABアワード」をスタートします。他組織の模範となる事例、他組織にインセンティブを与えると期待される事例を評価し、優秀な事例には賞金10万円が送られます。応募期間は2014年10月から11月。2015年2月の表彰を予定しています。

☆『JABアワード、公募のお知らせ』 http://www.jab.or.jp/news/2014/092500.html

メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.42より〜

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