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ISO27017(クラウドセキュリティ認証)のJIS版発行(2017.1.26) |
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ISO27017(クラウドセキュリティ認証)のJIS版が、2016年12月20日に発行されました(http://www.jsa.or.jp/store/index.html)。ISOの対訳版は、ちょっとお値段が高かったのですが、JIS版は4,104円とお財布にも優しい価格です。日本規格協会・webストアよりお求めに頂けます。また、JISCのJIS検索データベースで無料で閲覧できます(https://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html)。
日本国内では2016年8月に、JIPDECよりクラウドセキュリティ認証基準が発表されております(https://www.jipdec.or.jp/topics/news/20160801.html)。
近年のビジネス分野においては、クラウドサービスを利用する組織が急激に増加しています。そしてクラウドサービスを提供及び利用する際の情報セキュリティやサービス品質面での安心感が求められています。また、クラウドサービスを利用できる環境であるかを判断する目安となる認証へのニーズが注目されています。ISMSクラウドセキュリティ認証制度は、このような期待に応えるために誕生しました。
〜text by 研修部 儀武 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.68より〜 |
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HACCP関連お役立ち情報(2017.1.26) |
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食品産業センター「HACCP情報データベース」
https://haccp.shokusan.or.jp/
食品産業センター「HACCP導入のための7原則12手順コース(eラーニング)」
https://haccp.shokusan.or.jp/info/20170111/
平成28年度農林水産省補助事業「一般的衛生管理徹底&HACCP導入研修会」。参加費無料の研修会です。講師資料がwebサイトで無料公開されています。今年度最終回の東京会場(3月7日)はまだ空席があるようです。
http://www.shokusan.or.jp/index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=802
日本発の食品安全マネジメントシステム規格の運用が始まりました!一般財団法人食品安全マネジメント協会が、食品安全マネジメントシステムの規格(JFS-E-A/B/C規格)を策定し、JFS-A/BプログラムとJFS-C認証スキームの運用を開始しました。
https://www.jfsm.or.jp/
東京都食品衛生自主管理認証制度:認証件数が760件を超えました。HACCP実施までの段階的な取組みを支援する東京都独自の認証制度ですが、東京都に出荷・販売する食品事業者すべてが対象となり、認証施設は東京都のwebページで公表されるなど、HACCP義務化の基盤となる制度となることが期待されます。「マニュアル完全作成セミナー」も申込受付中です(食品事業者のみ対象)。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ninshou/index.html
〜text by 研修部 萬木 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.68より〜 |
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CEARが“内部環境監査スペシャリスト”資格認証スキームを開始(2017.1.26)
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(一社)産業環境管理協会 環境マネジメントシステム審査員評価登録センター(CEAR)が“内部環境監査スペシャリスト”の資格認証スキームの運用を開始します。
CEARは、新たな監査員資格認証スキームの運用開始の背景として、現認証スキーム(環境マネジメントシステム審査員)の力量基準はISO19011を基本としているが、第一者(内部)及び第二者(サプライヤー)監査を実施する監査員には、この力量基準を満たす監査実績を積む上で大きな課題があったこと。また、監査だけを業務にされていない第一者及び第二者監査を実施する多くの監査員には資格維持料の負担が大きいことの二つをあげています。「内部環境監査スペシャリスト」の資格認証スキームはこのような課題の改善を狙いとしたものとのことです。
“内部環境監査スペシャリスト”の資格区分は以下の三つです。
(1)環境技術スペシャリスト:ISO19011の“技術専門家”に相当(環境関連国家資格及び/又は相当の業務経験を有する方)
(2)内部環境監査スペシャリスト:監査員チームメンバーになれる(ISO14001の適合性監査を行う能力までは求めない方)
(3)内部環境監査シニアスペシャリスト:監査員チームメンバーになれる(ISO14001の適合性監査を行う能力を求める方)
このうち“内部環境監査シニアスペシャリスト”の申請には、CEAR承認ISO14001審査員研修コース(資格拡大コース含む)、またはCEARに登録されたISO14001内部監査員研修コースに合格修了することが申請要件の一つとなっています。新スキームの詳細はCEARホームページで公開中です(http://www.jemai.or.jp/cear/naibu)。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.68より〜 |
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世界のマネジメントシステム認証件数、2015年版発表(2016.12.14掲載/2017.1.26訂正) |
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世界のマネジメントシステム認証件数(ISO Survey-2015)が、ISO中央事務局より公表されました。
<各規格の認証件数上位国ランキング>↓
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ISO14001
(環境) |
ISO/TS16949
(自動車産業) |
ISO/IEC27001
(情報) |
ISO22000
(食品安全) |
ISO13485
(医療機器) |
ISO50001
(エネルギー) |
1 |
中国
292,559件 |
中国
114,303件 |
中国
25,498件 |
日本
8,240件 |
中国
9,949件 |
アメリカ
5,231件 |
ドイツ
5,931件 |
2 |
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日本
26,069件 |
韓国
5,089件 |
イギリス
2,790件 |
インド
2,071件 |
イタリア
2,635件 |
イギリス
1,464件 |
3 |
ドイツ
52,995件 |
イタリア
22,350件 |
インド
4,992件 |
インド
2,490件 |
ギリシャ
1,526件 |
ドイツ
2,508件 |
フランス
500件 |
4 |
日本
47,101件 |
イギリス
17,824件 |
アメリカ
4,345件 |
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中国
1,961件 |
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5 |
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スペイン
13,310件 |
ドイツ
3,473件 |
アメリカ
1,247件 |
|
イギリス
1,651件 |
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6 |
インド
36,305件 |
ルーマニア
10,581件 |
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ルーマニア
1,078件 |
トルコ
987件 |
フランス
1,400件 |
スペイン
390件 |
7 |
アメリカ
33,103件 |
ドイツ
8,224件 |
タイ
1,468件 |
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台湾
937件 |
スイス
1,164件 |
台湾
262件 |
8 |
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フランス
6,847件 |
メキシコ
1,441件 |
ドイツ
994件 |
イタリア
818件 |
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中国
262件 |
9 |
フランス
27,844件 |
インド
6,782件 |
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ロシア
733件 |
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オーストリア
220件 |
10 |
ルーマニア
20,524件 |
アメリカ
6,067件 |
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スペイン
676件 |
ポーランド
677件 |
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タイ
138件 |
詳しくは、ISOのホームページ(http://www.iso.org/iso/iso-survey)をご覧ください。
※初回掲載時、“認証件数”と“認証サイト件数”が混在しておりました。2017年1月26日訂正しました。申し訳ございません。
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ISO45001/DIS2延期!(2016.11.28) |
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策定中のISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム規格)は、10月30日〜11月4日にかけてリトアニアで開催されていたPC283会合においてDIS2(第二次国際規格案)を起草する予定となっていましたが、DISに対する3,000件のコメント処理が完了せず、2017年2月に追加会合を開催することになりました。今後の可能性として、日程は次のような見通しとのことです。
2017年2月:WG1会議にてコメントレビューを完了させる
2017年3月:DIS2編集と準備
2017年4月〜5月:DIS2翻訳
2017年6月〜7月:DIS2投票
2017年9月:PC283及びWG1会議でDIS2投票結果レビュー
DIS2投票で承認された場合、ISO45001発行スケジュールは、「DIS2へのコメントが少なくFDISスキップの場合は、2017年10月/11月」、「FDISが必要な場合は、2018年3月」の見通しとのことです。ISO45001発行までには、まだまだ時間がかかりそうです。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.67より〜
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ISO45001/DIS2(第二次国際規格案)作成が大詰め!(2016.10.27) |
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本年5月にDIS不承認となったISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム規格)は、現在DIS2の作成が進んでいます。DISに寄せられた3,000件のコメントを審議し、10月末から11月初頭にかけて開催されるPC283会議にてDIS2案の承認を得る予定です。難航するISO45001策定作業もいよいよ大詰めを迎えています。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.66より〜 |
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ISO/TC207/SC1が、“ISO14001:2015 FAQ”を公開!(2016.9.27) |
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ISO/TC207/SC1がISO14001:2015のFAQ(よくある質問)を公開しました(英文、https://committee.iso.org/sites/tc207sc1/home/projects/published/iso-14001---environmental-manage/frequently-asked-questions-on-is.html)。ISO14001の改訂を担当したSC1/WG5の過去の決議をFAQとして編集し直したものとのことで、和訳は日本規格協会にて作成中であり、近日公開されるようです。完成次第、日本規格協会ウェブサイトにてISO14001:2015の支援文書として公開する予定とのことです(http://www.jsa.or.jp/stdz/iso/iso14000.html)。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.65より〜 |
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JRCAがOHSAS18001審査員研修コース承認事業を開始!―審査員評価登録はISO45001発行後に開始―(2016.9.27) |
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(一財)日本規格協会 マネジメントシステム審査員評価登録センター(JRCA)が、OHSAS18001審査員研修コースの承認事業を開始しました。ただし、審査員評価登録はISO45001発行後から開始されます。株式会社グローバルテクノでは、「OHSAS18001審査員資格拡大研修コース」をJRCA承認申請中です(詳細はお問い合わせください)。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.65より〜 |
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ISMSクラウドセキュリティ認証が開始されました!―認証基準を公表、認証機関の認定審査開始―(2016.9.27) |
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一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、このたびISMSクラウドセキュリティ認証の認定を開始し、8月1日にISMSクラウドセキュリティ認証の認証基準を公表しました(https://www.jipdec.or.jp/topics/news/20160801.html)。また、一般財団法人日本規格協会 マネジメントシステム審査員評価登録センター(JRCA)から、「ISMSクラウドセキュリティ審査員」基準制定が公表されました。本制度は、ISMS審査員資格の保有を前提とし、ISMSクラウドセキュリティ認証を行うことができる審査員の認証を行うものです。資格基準、申請様式、手続方法等について公開されています(http://www.jsa.or.jp/jrca/index.html?id=160621)。
〜text by 研修部 儀武 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.65より〜 |
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実りの秋の規格改正情報!―関連規格、セクター規格の改訂が着々と進む―(2016.9.27) |
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ISO9001:2015、ISO14001:2015が発行されてからようやく1年が過ぎました。全世界の認証組織数があわせて150万件にものぼるメジャー規格が同時に改訂されたことで、話題騒然、業界沸騰、関係各所大忙し!でしたが、ようやく、少し落ち着きを取り戻しつつあるようです。その一方で、関連規格、セクター規格の改訂が着々と進んでいます。今回は、主な規格の改訂・開発状況をご紹介します。
☆『ISO/TS 9002(ISO9001適用の指針)』
現在策定中、まもなくFDISが発行されます。
☆『ISO9004(持続的成功のための運営管理)』
改訂作業中、現在CD(委員会原案)です。
☆『品質マネジメントシステム−航空,宇宙及び防衛分野の組織に対する要求事項』
JIS Q 9100:2016は、2016年9月20日に発行されました。移行期限は、2018年9月まで。株式会社グローバルテクノでは、規格解説コース、内部監査員養成コースを12月から開催準備中です。
☆『医療機器−品質マネジメントシステム−規制目的のための要求事項』
ISO13485:2016は、2016年3月1日に発行されました。移行期限は、2019年2月28日まで。JIS Q 13485:2005は、2017年に入ってから改正される見通しです。なお、ISO/TR 14969(ISO 13485適用の指針)は廃止となりました。株式会社グローバルテクノでは、JIS改正にあわせて、規格解説コース、内部監査員養成コースをリニューアルします。
☆『自動車生産及び関連サービス部品組織のISO9001:2008適用に関する固有の要求事項』
ISO/TS 16949:2009は、ISO規格ではなくなり、IATF規格になります。2016年10月発行予定。移行期限は、2018年9月14日です。株式会社グローバルテクノでは、IATF 16949:2016規格発行後、規格解説コース、内部監査員養成コースをリニューアルします。
☆『食品安全マネジメントシステム−フードチェーンのあらゆる組織に対する要求事項』
ISO22000:2005は、2018年6月を発行目標に改訂作業中。現在、CD(委員会原案)の段階です。国内ではHACCP義務化の方向が示されていることもあり、FSMSの取組みが盛んになっています。
☆『情報技術−セキュリティ技術−JIS Q 27002に基づくクラウドサービスのための情報セキュリティ管理策の実践の規範』
ISO27017:2015は、2015年11月30日に発行されました。JIS発行は、2016年11月21日または12月20日になる見通しです。JIS Q 27017規格のJIS原案が、10月20日までの60日間限定で公開されています(http://www.jisc.go.jp/)。トップページから“意見受付広告(JIS)”をクリックし、JIS原案の一覧から、“JISQ27017”を選んでクリックしてください。無料で閲覧できます。また、ISO29151(個人を識別できる情報(個人情報)保護の実践のための規範)のDIS(国際規格原案)が発行されるなど、個人情報保護に関するISO化が進められています。
☆『労働安全衛生マネジメントシステム−要求事項及び利用の手引』
ISO45001は、現在、DIS(国際規格原案)の段階で、2017年春〜秋頃に発行される見通しです。
<補足>JIS規格は、日本工業標準調査会のJIS検索データベースで無料で閲覧できます(http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html)。
〜text by 研修部 萬木 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.65より〜 |
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JRCAがOHSAS18001審査員研修コース承認事業を開始!―審査員評価登録はISO45001発行後に開始―(2016.8.23) |
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(一財)日本規格協会 マネジメントシステム審査員評価登録センター(JRCA)が、OHSAS18001審査員研修コースの承認事業を開始しました。ただし、審査員評価登録はISO45001発行後から開始されます。
〜メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.64より〜
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クラウドセキュリティ審査員研修コースが正式にJRCA承認コースへ!(2016.7.21) |
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弊社クラウドセキュリティ審査員研修コースが、日本国内にて1番最初に認定を頂きました(http://www.gtc.co.jp/semn/isc/ilac.html)。クラウドセキュリティ審査員研修コースとは、ISO/IEC27017に基づきクラウドセキュリティ審査員(補・審査員・主任)を養成するコースです。対象者はJRCA登録のISMS審査員(補・審査員・主任)となり、コース(2日間)の合格修了で、JRCAへ “クラウドセキュリティ審査員” としての登録の要件の一つを満たします。JRCA登録のISMS審査員(補・審査員・主任)の資格をお持ちでない方も受講可能です(ただし審査員(補・審査員・主任)として登録はできません)。その他1日コースの「ISO27017に基づくクラウドセキュリティ構築のポイント(ISO/IEC 27017:2015及びJIPDEC要求事項解説)」もございます。規格解説を短期間で集中的に学習する事ができます。
〜メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.63より〜 |
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ISO45001はDIS2作成へ ―発行は2017年6月or11月か―(2016.7.21) |
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DIS 45001(労働安全衛生マネジメントシステム規格)は不承認となりました。DIS投票後の6月6〜10日に開催された第5回PC283会合では今後の進め方について審議され、DIS2(国際規格案第2版)を作成することとなりました。予定は以下のとおりです。
2016年10月/PC283総会(DIS2作成)
2016年12〜2017年1月/DIS2回付(投票期間2ヶ月)
2017年5月/PC283会合
2017年6月/ISO 45001発行(FDISスキップの場合)
2017年11月/ISO 45001発行(FDIS経由の場合)
また、ISO45001作成作業と並行し、ISO/TS 17021-10(労働安全衛生マネジメントシステム審査員力量要求事項)の新業務項目提案が承認されています。DISに対するコメントは約3,000件に上っており、ISO45001発行までには、まだまだ予断を許さない状況です。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.63より〜 |
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ISO/DIS 45001不承認! −発行は2017年春以降に−(2016.6.17) |
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5月14日付けで「ISO45001」(労働安全衛生マネジメントシステム規格)のDIS(国際規格案)投票が締め切られ、投票の結果、ISO/DIS 45001は不承認となりました。承認されるには、賛成2/3(66.66%)以上かつ反対1/4(25%)以下が必要ですが、投票結果は賛成71%、反対28%でした(反対票が基準を超えて不承認)。主な反対国は、フランス、ドイツ、アイルランド、アメリカ、イタリアです。各国のコメント数も過去最多(2,966)であり、6月のトロント会
議、9月のPC283総会を経て再度DISを作成するものと思われます。したがって、本年秋に予定されていたISO45001発行は不可能となり、早くとも2017年春以降の発行となりそうです。
〜text by 研修部 澤本 メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.62より〜 |
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ISO/DIS 45001続報! 発行は2016年10月 or 2017年?(2016.4.15) |
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2月12日付けで「ISO45001」(労働安全衛生マネジメントシステム規格)のDIS(国際規格案)が公表されました。DIS投票は5月締切となっており、その結果が注目されています。今後の予定は6月に第5回PC283会議を開催予定で、早ければ2016年10月にもISO45001発行となります。しかし、一方ではDISに対するコメントが多くなれば処理に時間がかかり、発行は2017年以降になる可能性も指摘されています。
〜メールマガジン 「グローバル・ニュース」 Vol.60より〜 |
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